間が空きましたが、投資で致命傷を受けない3つの防御法、そのラストです。
過去に書いた「致命傷を避けろ!~投資の大損から身を守る3つの防御法~」は ↓ こちらです。
残念ながら「これらを読んで実践すれば、必ず投資で勝てる!」といったものではありません!
しかしこれらの実践によって投資で失敗して致命傷を負う確率を大きく減らすことができます!
それでは
これらに続く3つ目の防御方法は
第3弾も当たり前の事を大袈裟に言うシリーズに分類されそうなやつです。
あなたが「これだ!!」と思った情報は、他人に掴まされた都合の良過ぎるだけのものではないですか?
人間は見たい物を見て、信じたいものを信じます
リーガルハイの古〇門弁護士も言ってます。
よく突然TwitterのDMや知人から「あなただけに特別な話を・・・」的な勢いで情報が降ってくる、そんなことに身に覚えがありませんか?
やけに自分の興味・関心の高い広告をYouTubeやブログの広告で見る気がしませんか?
そんな情報の提供元が考えているのは、あくまで自分の利益です。
しかしこれらの情報と全く関わりを持たずに生きるのは現代社会で難しいです。
そう言った情報との上手な付き合い方や、受け取った情報の真偽確認を含め、有効に活用するために私が行っているコツ的なものも一緒に綴ります。
それでは解説していきます。
向こうからやってきた「おいしい話」は「話す側にとっておいしい話」
この見出しで全てくらいな勢いなんですが、もうちょい詳しく書かせてください(笑)
このご時世で、情報が入ってくる大きな経路は「人(SNS含む)」と「広告」に大別できます。
それぞれについて個別に見ていきます。
情報の流入経路 ~人(SNS含む)~
私の経験としてTwitterのDMでこの手の「おいしい話」はたくさん来ます。
やっぱりブログで収益上げたい!って言っているとカモに見えるんですかね?(?)
直接私はやりとりをしていませんが、いろいろな人の体験談を見ると
- TwitterからLINEへ誘導され、いろいろ聞かれる。
- 「師匠」とか「先生」などを紹介される。
- 現状を聞かれ、かなり厳しくディスられる。
- 「そんなあなたでもこのメソッドで生まれ変われる」と言われ高額の金銭を要求される。
- 「買う」と言うまでネチネチとディスられる。
こんな経過を辿ることが多いらしいです。悪質な宗教の勧誘かよ。
そして受け取った「メソッド(笑)」の通り頑張っても稼げないとか、 師匠(笑)に聞こうとしても、その頃には連絡がつかなくなっているというオチが付くらしいです。
さて、この流れで得したのは誰でしょう?って言うまでもありませんね。話を持って来た側の人だけです。
「社会貢献」だとか「私はもう十分稼いだから」と言って当初は無償でノウハウを提供しますよと言っていた人でも
私のノウハウを受け取るなら、
その覚悟を見せてください!
こう言って高額な金銭を要求されるパターンもよく聞きますね。
ではTwitterのDMで連絡してくるのは、全て信用ならない輩なのか?
一概にそう言い切ることはできません。なんせ私はTwitterのDMで企業案件を受けましたから。
その経験から、信用できるDMと信用できないDMには決定的な違いがありますが、それについても後述します。
情報の流入経路 ~広告~
このインターネット全盛の時代に、WEBで掲載されている「広告」を目にしない日はないでしょう。
この「広告」は閲覧者にサービスを提供することを目的に設置されています。
しかもYouTubeで動画の合間などに流れる広告や、当ブログに掲載されているGoogleアドセンスといった広告は
- 性別、年齢
- 検索履歴、視聴履歴
- Googleが提携するサービスの利用履歴
こういったものを元に、ユーザーと関連性が高いと判断された広告が掲載されています。
私の場合、証券口座の開設や、ロードバイクのチェーン大手、ワイズロードさんの広告の掲載が多いです。
こんなのとか
こんなのですね。
ここで再確認ですがこれらの広告は閲覧者にサービスを提供するために設置されています。
そう、あくまで広告主の利益のために設置されています。
しかし前述した怪しいTwitterのDMと大きく違い、真っ当な企業が真っ当なサービスを提供するのが目的であるため、詐欺案件などはほぼない(※個人の主観です)のが特徴です。
※もちろん、全年齢向けの健全なWEBサイトの話です。
そのため私は広告については
- 興味ある分野で自分の知らない商品・サービスを広告を通じて知れる
- 広告産業があることで、ブログという副業が成立している。
- YouTubeやGoogle、Wikipediaなどの優良サービスをユーザーが無料で受けられる
こういった側面、メリットがあり一概に否定できるものではないというスタンスです。
しかしこの広告にはスペースが限られるという大きな問題点があります。
先ほど例として挙げたさっきの広告2つを再び挙げますが
超・超・超大雑把な情報しか分からなくないですか?
もう一度貼ります。
業界最安の手数料を誇るSBI証券さんの広告ですが、この広告から分かるのは
SBI証券には株を買うのに300万円まで取引手数料無料のアクティブプランってのがある。それがネット証券では最安値らしいぞ。
これ以上なにか分かりますか?
一方こちらのワイズロードさんの広告では、
ワイズロードは各種自転車や、パーツを取り扱っているお店です!!
これ以上何か分かりますか?
これら投資・資産運用、ロードバイクに興味がなければ絶対にクリックしないですよね(笑)
だからこそ、その魅力を補足して伝える、私達ブロガーとかアフィリエイターという職業が成立するんですけどね。
以上の話から、広告主や広告を貼るブロガー・アフィリエイターは商品を閲覧者に購入してもらうために広告を貼っていますし、商品を紹介しています。
そのため記事内の情報は商品を購入してもらうため取捨選択されています。
もちろん嘘を書くのは言語道断ですが
- 使い心地などの主観や、使用目的などの前提が人によって異なる。
- 重要でない情報を書くスペースで重要な情報を書きたい。
- 商品の1から10まで労力的に書けない、書いても見辛い記事なる。
こういった事情からある程度はやむを得ません。
もちろんまともなブロガーはユーザービリティの高い記事を書くため、閲覧者を騙すような記事を書いてあることはほぼないでしょう。
しかしブログなどに書いてあることは、記事の執筆者によって情報が取捨選択されていることは念頭におくべきでしょう。
情報に振り回されないように 〜自分でも検索してみよう〜
ここでやっと冒頭の話に戻ります。
前述の通りどんな経路であろうと、どんな情報であろうと
自らのところに来た情報にはフィルターがかかっている。
このことを認識したうえで、やるべきことは面倒ですが簡単です。
フィルターがかかる前の情報へアクセスする。
これに尽きます。
広告の場合
広告の場合は簡単です。広告をクリックした先にその情報がありますから、クリックしてみればいいんです。
※もちろん、全年齢向けの健全なWEBサイトにある広告の話です。
企業側もあくまで広告は入口と割り切っているため、リンク先の公式ページは商品・サービスの情報がしっかりと記載されています。
ただそれに加え「第3者目線の情報」を検索することをオススメします。
具体的には個人のブログなどですね。これを複数見ることをオススメします。
その理由として個人ブロガーもその商品、サービスを違った目線で紹介しているからです。
個人ブロガーの情報に信憑性なんてあるの?
こんなことが聞こえてきそうですが、一定の信憑性はあります!
個人ブロガーがその商品・サービスの紹介をするのは
紹介した商品・サービスを売って、その紹介料を報酬として受け取るためです。
と言うのもビジネスモデルとして
- 広告主 ⇨ 商品が売れる
- ブロガー ⇨ 商品と客を巡り合わせることで報酬を得る
- ユーザー ⇨ 商品のぶっちゃけた詳細情報を得られて、納得して購入できる
こういった形で「三方よし」が成立し得ます。
そのためブログやアフィリエイトが成立しますし、その中でも報酬を得ようとするため質の高いブログが多く、そういったものが検索上位にいます。
そのため検索上位にいる個人ブログの情報には一定の信憑性があります。
一方で商品を売りたいと言っても
- 商品・サービスを推すポイントや推し方
- 商品・サービスのデメリットの書き方
- 商品・サービスの使い勝手などの主観
こういったものが公式メーカーや各ブログで異なります。
これらの相互比較が商品・サービスを評価するうえで必須と言えるレベルで重要ですので、ぜひ参考にしてください。
人(SNSを含む)の場合
一方で人を介して得た情報は、紹介者や紹介された内容の中で出たキーワードでGoogle検索するだけです。
ただしTwitterで「稼ぎませんか?」系のDMはほぼ100%詐欺や高額情報商材など詐欺まがいのものです。
しかし一方で先日の当ブログとCHROMEインダストリーズジャパンさんのコラボ企画のように、TwitterのDMが繋ぐ縁もあります。
その両者の明確な違いとして
- まともな案件は、まともな日本語で書かれている。
- まともな案件は、1通のDMで概略が分かる。
- まともな案件は、送信元企業名で検索するとすぐ公式HPが見つかる。
こういった特徴があります。
特に1番最初の「まともな日本語で書かれていないDM」の場合は、確認の情報収集することなく無視しましょう。
なぜなら100%詐欺です。
だってまともな日本語が使えない人間が日本円を稼げるわけがないですし、従ってそのノウハウもありません。
どんな内容でも返信すると興味・関心があると思われて、DMが鬱陶しいほど続きますので、無視が一番です。
またSNSのみならず、リアルで知人から紹介された案件も同様です。
流石に紹介してきた知人でググっても何も出てこないと思いますので、運営企業または団体やその代表、収益化の方法などの説明時に出てきたキーワードでググりましょう。
そんな調べても分からんでしょ?
こんな風に思われるかもしれませんが、案外分かります。
もちろん「疑ってかかる」というのが前提ですが。
この件に関して過去記事で、私の同僚が見事にポンジスキームにハマった件をまとめたものがありますので、ご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回お話しした内容は資産運用・投資に限った話ではありません。
しかし特に資産運用・投資にとっては
- 誤った情報を元に投資をする。
- 税金などの重要な情報を知らない。
- 重要な情報を「重要」と判別できない。
これらによって致命傷と言える大きな損失を被ることがあり得ます。
今回解説した「情報は発信者の利益になるようにフィルターが掛かっている」
この前提を持っていれば、もし興味を惹かれるような情報が降って来ても、信頼できるか否かを自分で調べ真贋を判別することができるはずです。
以上、「投資で致命傷を負わないシリーズ」でした。
以前紹介したものと合わせて実践すれば、「負けない」とは決して言いませんが
致命傷と言えるどでかい損失を被ることはないでしょう!!
もちろん投資手法や投資商品によって例外が生じることがあるのご承知おきを。
今回投資・資産運用に関するマインドの話をしました。
もしもより詳細に私の実践している高配当株投資とインデックス投資に興味を持っていただけたなら、最新のそれぞれの運用報告を貼っておくので、読んでいただけると嬉しいです。
これからも当ブログでは、資産運用に関する役立つ情報や、身を守るノウハウなどを発信していきますので、応援よろしくお願いします!!
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