いつぞや私のロードバイクのカスタム履歴で軽く触れたビンディングペダル
この記事では
- 何を考えてビンディングペダルを導入したか&初導入の感想
- ビンディングペダルを導入したメリット、デメリット
- ビンディングペダルを5年以上使っての感想
以上のことから
- ビンディングペダルに興味のある人、導入を検討している人の背中を押す
- ビンディングペダルっていろんなものがあるけど、どれがいいの!?
これらを解決する一助になる記事となっています。
何を考えてビンディングペダルを導入したか&初導入の感想
導入のきっかけは某量販店で、ビンディングペダルを見て気になり雑誌やネットで調べたところがきっかけです。
おぼろげですが、当時調べたときに見かけた情報として
- ペダルを踏む押し出す力だけでなく、足を引き上げるいわゆる引き足が使える
- 足の固定で踏む位置が変わらない(一番良い位置で踏み続けられる)
といった話が雑誌や漫画で見かけたためです。
そしてさらにいろいろ調べてみると、片面がフラットペダル、片面が固定用のビンディングペダルとなっているものがあると知り
通勤でロードバイクを使っていたのもあり、ちょうどいいなと思い購入を決意。
そして最初に見かけた某量販店でシューズと一緒に購入しました。
ペダルは定価だったものの、シューズは型落ちだったのか、30%引きくらいになってました。
買って取り付けるのも六角レンチがあれば簡単に取り付け可能。ただし左側のペダルが逆ネジになっているので付け外し時に注意してください。
導入して初めて試して感じたのは、明らかにペダリングが楽。
ただ私が不器用だからか、引き足とかそういうのはよく分かりませんでした。
そして案の定、立ちごけしました(笑)
ビンディングペダルを導入したメリット・デメリット
導入したメリットとしては前述した分も含めて
- ペダリングが明らかに楽
- ロングライド時の平均時速が上がった(気がする)
- 脱着も思った程難しくない
- 特にダンシング中にペダルを踏み外すことがなく安心
一方で導入してのデメリットとして
- 停止時にビンディングを忘れ立ちゴケ
- ポジションが合ってないと膝とかどっかを痛める
この辺はビンディングペダルを使ったことのある人はもれなく経験があることと思います。
立ちゴケは大体止まる直前で、ペダルから足が外れなくてこけるため、スピードが出てない状況からの転倒なので、大事に至ることが少ないです。
一方後者で私は、自走琵琶イチ(家から琵琶湖行って帰宅する)の途中で膝の痛みがピークに達し、途中で電車乗って帰ったという悔しい思い出があり、ビンディングを導入する際は買ったショップなどにサドル高などのポジションについて相談するのをオススメします。
ビンディングペダルを5年以上使って改めて・・・
ところで私がビンディングペダルを最初に購入したきっかけを前述しましたが、その時買ったのがシマノさんのSPDです。
度重なる落車でボロボロになったため捨てましたし、写真も古すぎて残ってませんがマビックさんのです。
しかし一方で、私が現在使っているのはSPD-SLです。
機能的な部分では全くSPDに不満はなかったんですが、ある日立ち寄ったショップで
すごいカッコいいSPD-SLのシューズ見つけて買っちゃった(笑)
ただそれだけの理由でSPDからSPD-SLへ切り替えましたが、2つ使った感想として
ビンディングペダルにして良かった!!
まず結論ですが、SPD、SPD-SLの両方を使用してみて
もちろん課題はありますが、ビンディングペダル使って良かった!!と思っています!
また両者の比較ですが、片方が良い、片方が悪いとかはないです。用途的に向き不向きがあるだけです。
またビンディングのメリットのところで「足を踏み外すことがない」と書きました。
これが走りの質、安全面という2つの要素から重要で
走りの質としては、事前に合わせた「一番良いポイント」で踏み続けられるという点
ペダルを踵で踏み続けるのと、指の付け根付近の一番良い所で踏み続けるのとでは、やはり全然違いますよね。
ライド中の平均時速が上がった気がするのは、この要因があったのかもしれません。
安全面として、例えば時速40km/hで走行中、これくらいはロードバイクなら下り坂だと簡単に出ちゃう速度ですが、
もしその途中でペダルから足が滑ったら・・・
想像しただけでぞっとする結果が待っているでしょう。
確かに立ちゴケをするリスクはありますが、前述の通り立ちゴケをする状況は停止しようとする手前など速度が出ていない状況が多く、高速での走行中にペダルから足が滑るリスクと比較すると、どちらが大きい怪我する確率が高いでしょうか?
この比較によって私はビンディングペダルを選んで使っています。
ビンディングペダルっていろいろあるけどどれがいいの!?
SPD-SLとSPDの2つを使っている私からは、それ以外のビンディングペダルの使用感については紹介することはできませんが、ビンディングペダルのロードバイク用とMTB用の大きな違いについて紹介することで代用します。
いきなりロードバイク用とかMTB用とか言われても・・・と思われるかもしれませんが、選ぶポイントは多くありません。MTB用がSPD、ロードバイク用がSPD-SL。そして選ぶポイントの最たるものと私が思うのは
そのビンディングシューズを履いて、どれくらい歩きますか?
ということ。
簡単に言うとMTB用は競技の特性として、ビンディングペダルを使ってペダルとシューズを固定するものの、頻繁に脱着し場合によってはその靴で歩く、走ることがあるため、それを想定して作られています。
一方でロードバイク用のビンディングシューズはそういった想定がされていないため、靴についている、ペダルとシューズを固定する部分がむき出しになっていて、長距離を歩こうものなら簡単に削れて使えなくなってしまいます。
というわけでビンディングペダルを導入する場合には
この点を考えてみると単純に方向性は定まると思います。
ライド先で食べ歩きたい!そこそこの距離を歩くなあという場合はMTB用を。
あくまで主役はロードバイクで走ること。歩くのはコンビニ休憩くらい?ということならロードバイク用を。
それぞれ選ぶのをオススメします。
ロードバイク用、MTB用とか決まったら後は好みの問題
MTB用はシマノSPD。実質コレ一択です。いろんなショップ行ったことがありますが、これ以外のMTB用のビンディングペダルを見たことがありません。こういったポピュラーなものを選ぶメリットとして、クリートなどの消耗品が入手しやすい点、故障時などの対応がスムーズといった点があります。
またいつぞやカスタム履歴でも触れた片面フラットのSPDペダルというものを私は使っていたのですが、SPDペダルと言ってもこういったレパートリーがあるのも魅力ですね。
ややこしいのはロードバイク用。シマノ、LOOK、スピードプレイ、TIME
の4種類あり、ここまで来たらあとは正直予算と好みの世界です。ただ私の主観ですが
- シマノ:日本で最もポピュラー。ペダルのラインナップが豊富で予算に合わせたものを選びやすい。
- LOOK:ポピュラーとは言えずとも、GARMINやASSIOMAでLOOKクリート対応のパワーメーター付きのビンディングペダルがあったりする。
- スピードプレイ、TIME
:使ったことないけど、ペダルのデザインとかがカッコいい笑
そしてビンディング選びで、違う目線になりますが、見た目カッコいい靴を選ぶという視点も大事です!
愛着のある自分のロードバイク、それにビンディングを導入するとなると、ロードバイクに合わせた雰囲気のカッコいいシューズを買った方がモチベーションが上がります。
靴を選んだ結果としてビンディングペダルが決まることがありますし、それが用途に合わないこともあるかもしれません。しかし多くの場合でそれをある程度フォローするものがあるのもロードバイクの世界です。
例えばSPD–SLを選んだものの、走った先で歩きにくいのが気になるなら、クリートカバーという商品があり、これである程度クリートの削れを防げます。
それでも気に入らないなら、折り畳める靴というものを導入する手もあります。つまりそう、悩みがあったら大体お金で解決できるのです(笑)
なので極端な話、シューズの見た目第一で選んでもいいと私は思います。ただペダルとクリートの特徴だけ覚えておいて、長持ちする秘訣を覚えてればそれでいいと思います。
今まで私が使ったシューズ達!
最後に「ビンディングシューズって具体的にどんなのがあるの?」という疑問に答える意味で
今まで私が使ったことがあるビンディングシューズを、写真が残っている限り紹介します。
まずはこれ。
ジロ EASTON EC90
かなり前にイベントで定価の半額以下となっていたのを購入した奴です。
私がSPD-SL用として使う意味で2台目となります。
・・・ただ試着の時は気になりませんでしたが、いざこれ使って走ると違和感がある、なんかちょっとサイズが大きい?とか若干膝が痛くなったため引退。
距離もそこまで走ることなく、かなりきれいな状態で引退となりました。万が一のサブとしておいてありますが、近々メルカリ行きを考えてます。
リンタマン ADJUST ROAD COMP
SPD-SLの3代目がコイツ。
サイズ的にも見た目的にも私のストライクゾーンど真ん中のやつです。
見ての通りダイヤル式の締め付けで、ワイヤーの通し方を変えることで個人に合わせたフィッティングができるという触れ込みで、2代目のGIROの時には3本のベルトで締め付けるため、その部分だけが痛くなることがありましたが、3代目は靴全体がフィットする感じで、快適性は段違いでした。
ただ今では左右ともに小指の付け根付近のパーツが離脱して修繕不能となってしまったため引退、廃棄となってしまいました。この破損がなく、ただボロボロになっただけなら同じのを買っただろうというレベルで気に入ってました。
ボントレガー Spartacus XXX
これが今現在使用しているビンディングシューズです。
私が乗っているTREKというメーカーの傘下として様々なパーツを作っているメーカーで、さらにそのボントレガーがTREKで現役を終えたファビアン・カンチェラーラ選手の功績を讃えて数量限定で販売されたモデルになります。
この選手、いつぞやマツコ・デラックスの番組で紹介された半端ない選手で私の大好きな選手の1人で、雑誌でこれの発売の記事が出たときには欲しいけど高くて買えないなあと思っていたものです。
それが2年前の某イベントで、約半額で、しかも自分にぴったりのサイズがあるとなると・・・
買うしかないですよね(笑)
まだこれを履いて数えるほどしか走ってませんが、文句はありません。
以上です。写真が残ってない部分はメーカー公式の写真を引っ張ってこようかと思って探したんですが、同じようなのが商品ラインナップになく、誤解を招きそうなので止めました。
もちろんこの記事は、単にビンディングって良いよ!と言うだけで、フラットペダルのままロードバイクに乗り続けるものを否定する意図は一切ありません。
ただ同時に食わず嫌いをするには、あまりにももったいないと思ったためにこの記事を書きました。
この記事が参考になったかは分かりませんが、皆さんのロードバイクライフの一助になったらうれしいです。
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