ロードバイクにハマり、外を思う存分走っていたが、いろんな理由で走れなくなる、走りに出掛けにくくなることがあると思います。
私の場合、それは結婚と子育て。仕方ない、優先順位は家族が一番なんだもの。
ただ外を走れないとなると、室内でもなんか出来ないかと思うでしょう。
そしてそういった人々が出会う情報がローラー台でのトレーニングだと思います。
今回の記事ではロードバイクに乗っているものの、ローラー台を使ったことがない、ローラー台に興味があるといった人に向けて書いています。
こういった内容をお届けします。
私自身、レースに出るとかは現状考えていないながらも、カッコイイパパローディーを目指して日々楽しくトレーニングをしていきたい!と思っている人間なので、そういった目線になるのはご了承ください。
ローラー台トレーニングのメリット・デメリット
私が最初に買ったのはミノウラというメーカーのV130という機種です。
画像の通り有線ですが7段もの負荷の切り替えが可能なモデルです。
欲しくなって近所のショップを探し回って、あったものをクチコミなど全く調べずに買ってしまった物です。
正直今となってはもったいない買い方をしたと思っています。
物が悪いわけではありません。悪いのはこの私、そう
貧脚過ぎて、こいつの機能を全く引き出せなかったというお話です!!
むしろV130さんには非常に申し訳ないことをしてしまいました。
ローラー台トレーニングのメリット
さてそんな貧脚な私でも、このV130さんの恩恵は受けています。
それがローラートレーニングの効果になりますが
- 短時間である程度の強度のトレーニングが可能
- 天気関係なくロードバイクに乗れる
- YouTubeを見ながら、好きな音楽を聴きながらロードバイクに乗れる
短時間である程度の強度のトレーニングが可能
この手の固定ローラーはその構造上、後輪に一定の負荷がずっと掛かった状態です。
言うなればとても緩い坂をずっと走ってるようなもので、脚を止めればすぐに止まってしまいますし、普通に外を走ってるようなスピードも出ません。
その分運動強度は強く、久し振りに外を走った時、やたら脚が回る、楽に感じるといった目に見える成果が出ます。
天気など関係なくロードバイクに乗れる
これはそのままです。
天気だけでなく冬の寒さや通行規制も関係なく、固定ローラー台ならロードバイクに乗ることが出来ます。
また準備も最低限でOKです。ジャージのポケットに大量の補給食などを詰め込まなくても、必要になったら取りに行けばいいのですから。
ただそれでも、走りながら飲めるように水だけはボトルに入れておきましょう。
YouTubeを見ながら、好きな音楽を聴きながらロードバイクに乗れる
骨伝導イヤホンとかの例外を除けば、普段イヤホンで音楽を聴きながらロードバイクに乗ることはありませんよね。普通のイヤホンして走ってたら道交法に触れますからやめましょう。
ただ固定ローラーの場合、私有地内で、その場から動かないわけですからイヤホンで音楽を聴こうがYouTubeを見ようが咎められることはありません。
というかこれらは必須です
自分がいくら頑張っても、その場から動くことはないため、もちろん景色が変わりません。
何か対策がないと即効飽きます。
その対策としてYouTubeや音楽を聴くのはむしろ必須です。
ローラー台トレーニングのデメリット
さて、ここまでで固定ローラーのメリットを書き綴りましたが、残念ながらローラー台トレーニングにはデメリットも存在します。
そりゃあそうです、世の中メリットのみなんて美味しい話はありません。
ここからはローラー台トレーニングのデメリットを
私が一度挫折した理由を、その対策とを交えて綴っていきます。
ローラー台のデメリットと対策 ~私の体験から~
準備・後片付けが面倒
前述したV130のローラー台を使い始めた当初、ローラートレーニングをしようと思い立つと、ものすごく準備に手間をかけてました。
- ロードバイクを保管場所から出す
- 防振シートを敷き、その上に固定ローラーを置く
- ロードバイクをローラー台にセットする
- 着替える(サイクルジャージ、レーサーパンツ、ヘッドバンド)
- 扇風機をセット。※年間通して準備
そしてトレーニングが終わるとまた全て撤収です。
後述する他のネガティブな理由でモチベーションが低下すると、余計に準備が手間でさらにモチベーションが下がるという負のスパイラルの出来上がりです。
対策 例
とりあえず1つの解決策として提示できるのは当たり前ですが、準備の簡略化です。
それが私にとっては妻と交渉して勝ち取ったロードバイク部屋であり、子供が大きくなるまでは自分の部屋としてローラー台に設置した状態のロードバイクが鎮座しています。
これによって今私がローラー台乗るには着替えるだけ。準備が超簡略化されました。
今のローラー台のトレーニング環境についてはまた後日ブログで書きます。
暑い、ひたすら暑い
暑いというのは夏だけの話ではなく、一年通しての話です。
というのも実走では風を受けて走っているため暑さを感じにくいのですが
ローラー台でその場から動かず、全く風を受けないとなるとあっという間に暑さを感じます。
対策 例
まず暑さ対策として簡単なのはお金で解決していくスタイルです。
手っ取り早いのはエアコンや扇風機の使用でしょう。
私はエアコンを使うことはほぼありませんが、扇風機はもれなく使っています。
使用している扇風機はこちら。
こいつはローラートレーニングのためにと妻にこっそり買いましたが、
- ファンが大きくて強い風が受けれる。
- リモコン式でローラートレーニングしながら風量調整などが可能。
- ファンを高い位置まで上げられ、ローラートレーニングしているちょうどいいところへ風が当たる。
これらが決め手となり購入に至りました。
結果として真夏以外はこれで十分と思えるくらいに快適にローラー台に乗っています。
飽きる
実走と違い走っている間全く景色が変わらないため、トレーニングメニューなど何も決めずに走っているだけだと速攻飽きます。
対策 例
あくまで私の対策ですが
YouTubeやアニメ見ながらやってます。
理想は自転車関連の動画がいいですね。YouTubeのオススメ動画貼っときます。
ただそれでも飽きるときは飽きるます。いろいろ試行錯誤するのもいいですね。
また20分や30分のワークアウトしている動画を見ながら一緒にワークアウトするのもアリだと思います。
このチャンネルでは他に20分、40分、60分のワークアウトメニューがありますし、他のチャンネルでもいろいろなワークアウトがあります。
うるさい、邪魔と家族に疎まれる
「固定ローラー 騒音」と検索していただくと腐るほど経験談や検証動画が出てきます。
細かいメカニズムは解説しません、というか出来ませんが、普通に回すだけでもそれなりの音がしますし、強度を上げてもがいた時なんかはロードバイクに興味のない人からしたら騒音と言われても否定できないレベルです。
我が家でも部屋でローラー台のトレーニングをしていると、妻から
あんたの自転車の音がうるさくて、テレビの音が聞こえづらい。
あんたの自転車の音で、せっかく寝てた子供が起きたじゃないの!!!
などと激怒されることが多々あり、自宅でいつでも出来るはずのローラー台のトレーニングが
- 子供が家にいるときはNG
- 妻の機嫌が悪い状態でテレビを見ている時はNG
などと、ほぼ妻が子供2人を連れて出かけたときのみしか出来なくなりました。
解決策 例
これについてはダイレクトドライブ式のローラー台の購入をまずオススメします。
今までローラー台と言っていたものは、紹介したV130のようにタイヤにローラー台の負荷装置が接するタイヤドライブ式のものです。
一方ここで騒音対策として紹介するのは画像のように後輪の代わりにローラー台を付けるようなタイプのダイレクトドライブ式です。
騒音の原因であるタイヤがないため、ダイレクトドライブ式はタイヤドライブ式と比べるとかなり騒音が抑えられます。
私もいろいろなイベントで試乗させてもらいましたが、鈍感なことに定評のある私でもその違いを感じることが出来ました。
そう、私は持ってません。正直欲しくてたまらないのですが、↓の3つで迷ってます。
迷っている理由を書くとそれだけで記事1本書けてしまうのと、
それを書くために「ZWIFT」も一緒にオススメしたいので、次回以降に必ず書きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
楽しくロードバイクを楽しむ1つの選択肢として、興味を持っていただけたら嬉しいです。
続編としてサイクリング版オンラインゲーム、ZWIFTについて後日書こうと思いますので、乞うご期待!
2021年7月13日追記 「ZWIFTをオススメする理由」記事更新!
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