こんにちは! 初心者ブロガーにして年数だけは脱初心者ローディーのkon-masです。
もちろん立派な貧脚です!
今回は誇れるものではありませんが、私がロードバイクに乗っていてやらかした
落車 事故
について書きます。
いやいやあんたこの前「ロードバイク興味のある人、買おうか迷っている人の背中を押す・・・」とか言ってたけど、そんなネガティブ要素書いて、あんたは本当に人に勧める気があるのかと。
でも大事なのはロードバイクを始めてくれるだけでなく、この趣味を楽しいと心から思って続けてくれることなんですよね。
それを考えたときに、私のこの落車・事故事例を共有することで、これを見た人が同じようなことを起こさないようにするというのがこの記事の趣旨です。
「気を付けて乗りましょう」なんて抽象的なものよりも
「こういった事例があって、ここまでの被害があったから、こういうことに気を付けよう」
ここまで書いたものの方が絶対に事故防止に有用だと思います。
とりあえず
- コイツはこんな落車してんのかwww
- あー私もこんな落車したな~と
こんなノリで読んでみてください。
前者は気を付けてください。
そしていつかこの記事読んだのに同じような落車して恥ずかしい思いをしないように。
後者も気を付けてください。
1回目は無事だったかもしれませんが、2回目で取り返しがつかなくなるかもしれませんから。
事例1 初落車。ボコッと段差に気をつけろ!
事例1はロードバイクで初めての派手な落車です。落車した直後はマジで何が起こったか分かりませんでした。
状況
・50kmくらい走行して家へ帰る最中
・緩い下りで10~15km/hで走行中
・気付いていなかった道路のくぼみを超えた振動で、ハンドルに置いていただけの手がハンドルから落ちて落車
・・・最後自分で言ってて分かりにくいな~と思いましたが、これ以上の表現が思いつきませんでした。
体の損傷
左肩、左腰の打撲とそれぞれに若干の擦過傷
スピードがあまり出ていなかったのと、当時冬で長袖の服を着ていたため皮膚のケガがなかったです。
体以外の損傷
ロードバイク:シフトレバーに傷、ブラケットが曲がる
ウェア:左肩、左腰の部分の破れ、再使用不能
ヘルメット:緩衝材が割れ、再使用不能
ヘルメットに関しては、当時全く知識がなかったためショップで「これまだ使えますか?」と言ったところ
え!? こりゃもう、使えないよ(即答)
レースとかじゃないと、ここまで壊れたの見ないよ?
・・・その場で同じものを購入しました。
もしもヘルメットがなかったらと思うとぞっとする落車でした。
対策
その場で店長からブラケットの握り方について教えてもらいました。
握るっていっても、ずっと力が入っていると疲れちゃうから、ハンドルに引っ掛けて外れないようにした方がいいよ。
この握り方を気を付けるようにしてから、同じような落車はしていません。
事例2 車と喧嘩しても勝ち目はありません。
事例2は車との交差点での交通事故です。大した怪我がなくて本当に運がよかった。
状況
・約20km/hで走行中、交差点に差し掛かる前に、左側の交差点手前で乗用車が停止しているのを確認。
・こちらが優先道路を走行していたため、車がこちらが通過するまで止まってくれるものと判断して交差点に進入。
・乗用車が交差点に進入してきたため、交差点内で接触し転倒。
「こんなもん、防ぎようがないやん!!」
と当時思ったのを覚えていますが、案外そうではなく自分にも事故を防げるポイントがあったんですよね。後述します。
体の損傷
右肩、右腰の軽度の打撲
車が走り出したばかりでスピードがそこまで出てなかったのと、今回は車体というかホイールが衝撃を吸収してくれました。
ロードバイクの損傷
前後ホイールの破損(修理不可)
体が軽傷だったのは彼らの犠牲の上に成り立ったことだったと思います。それ以外は多少サドルに傷がついたくらいで済みました。
対策
一番は自分が優先道路を走っているという過信でした。いくらこっちが優先度運走っていても、今回の事例のように、車と事故ったら痛い目見るのはこっちなんですよね。
雑誌か、Webかなにかで、プロのサイクルロードレースの選手が、車との交通事故を防ぐ技術の1つとして
運転者と目を合わせる
別府選手だったか宮澤さんだったか、ただ結構昔に目にしてなるほど!と思ったんですよ!
ちゃんと目線が合えば、運転手も自転車を認識していて、どちらが先に行くかの意思疎通も可能、目線が合わなければ、運転手は自転車を認識していない可能性が高いと分かる。
また運転手を見て、その表情者しぐさから、急いでいるとか、慌てているとかがなんとなく分かるから、それを見て先に行かせるなどが事故防止に有効だと。
事故する前には知っていた知識だったんです!
現に事故する前は積極的に運転手と目線合わせてたのに、いざこの時に限っては運転手がこっちを見ていたのか、こっちを見ておらず全く気付いていないのかなどを、全然気にせず交差点に進入しちゃったんです。
そして事故ったんです。
というわけで、いくら自分が優先道路を走っていても、車が突っ込んでくることがあるので、自己防衛として、突っ込まれても回避できるような安全策を講じましょう。
どんなタフガイでも車と事故ったら勝てません。
余談
この事故でホイールがシマノのRS21というものに変わり、当時発売されたばかりの11段変速のシマノ105という新商品との互換性があるものに変わったことで
これで新商品の105(11速)にもできるよ(笑)
という呪いを掛けられました。
そしてその後数か月、変速機やブレーキ一式を交換するか悶々とする日々を過ごし、結局買い換えました。
くそー。なんてひどい呪いだったんだー!(棒)
事例3 ダウンヒル、キャットアイでアイキャンフライ
事例3が最後にして今回紹介するもので一番ひどい落車で、よく無傷で済んだ、
一歩間違ったら命がなかった。
と私が本気で思っている落車です。
状況
・時速30~35km/hで峠の長い下りのダウンヒル中
・道路に設置してある「キャットアイ」を前輪が踏んで
・吹っ飛んだ。
※キャットアイとは道路に埋め込まれた反射材のアレです。
対向車がいた、崖下に落ちたとかだったら間違いなく逝ってますね。
体の損傷
腰の打撲
軽傷で済んだのはホイールなどが衝撃を吸収してくれた、単に運が良かっただけ。
一歩間違ったら、救急車が必要な事態に陥っていたでしょう。
数日腰が痛く、動くのに難儀しました。
ロードバイクの損傷
前輪ホイールが破損(リムが要交換)、チューブが破裂
後輪ホイール破損(修理により使用可能)
アルミの上級グレードのホイールが逝ったかと思いました(泣)
その他
ヘルメット:事例1よりひどい状態。なんとか形は保っているだけ。もちろん使用不可
ウェア:背部ポケットに入れていたウィダーインゼリーが破裂。ポケット内ぐちゃぐちゃ。
ウィダーインゼリーとかああいう物が外力で破裂するなんてどんだけの力がかかったのかと想像するだけでもぞっとします。
対策
ダウンヒルは思わずスピードを出してしまいがちなものですが、カーブが連続する場合で見通しの悪い場合は特に急な障害物の発生でも対応できるようにスピードをコントロールする必要があります。
またキャットアイの存在を含めた、路面状態には常に注意が必要です。
さいごに
いずれの事故もロングライドの終盤で、疲れが判断を誤る要因だったのではないかと思います。なので休憩はこまめに。追い込むとき、休む時のメリハリを持ったライドをしましょう。
2021年7月13日追記
「事故・落車した時のやるべき対応を、現役消防士に聞いてみた」こちらもご参考に。
落車、事故してよかったことなし。無事帰ることを第一に。
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