ロードバイクに乗っていると様々なトラブルに遭遇します。
大きいもので事故や落車、小さいものでパンクなどいろいろあります。
日々のメンテナンスで防げるものもありますが、どう頑張っても防げないものもあり、今回こういったトラブルに対応するためのツールを、実際に私が遭ったトラブルと一緒に紹介していきます。
この記事を読むことで
こういったことが分かります。
特にロードバイクに乗り始めたばかりの方は、こういったトラブルと対処法を知っておくことで、いざ自分の身に起きたときに慌てず対応できるでしょう。
それでは紹介していきましょう。
サイクリングでのトラブルに活躍するツールランキング!
第1位 スマートフォン
いきなりコレかよ(笑)と言われる方、大多数だと思います。
今の時代にコレを忘れる人間おらんでしょ?という声も聞こえてきそうです(笑)
そう、このスマートフォンさえあれば
- 道に迷った → マップ機能で正規ルートへ戻る
- 機材トラブル → マップ機能で近くのショップを検索 or 修理方法をググれる
などなど各種トラブルへの対処方法も調べることができる、コンビニや一部の自販機では決済さえもできる、まさに万能ツールです。
そのためこの万能ツールを有効に使用するために、人によりけりですが100kmを超える長距離ライドではモバイルバッテリーの携行も検討したいところですね。
また以下にスマートフォンのオススメ活用方法も書いときます。
オススメ1 ショップの検索方法
ロングライド中の突然の機材トラブルってパンクを始めよくあると思います。
特にパンクなんかは、「パンクの神様」と揶揄されるように繰り返し身に降りかかるなんてことは珍しいことではありません。
などなど
- 繰り返すパンクでチューブや修理用パッチを使い果たした
- ホイールのスポークが折れたなど、手持ちの工具などではどうしようもない
- ロングライド中に交換用チューブなどを忘れたことに気づいた
こんな時に今自分に一番近いショップを調べたいこんな時に使える小ネタです。
小ネタもなにも、マップでショップを探せばいいだけじゃないか。
と考える人は実際にマップを使ってロードバイクを取り扱うショップを探してみましょう。
そう、ここで「ロードバイク」と検索しても、明らかにロードバイクの部品を取り扱ってなさそうな町の自転車屋さんがヒットしてきます。
地元周辺なら簡単に判別できても、全く土地勘のない場所ではそれらを判別することは困難。
マップ機能にショップの公式HPのURLでも貼ってあれば判別可能ですが、全てのショップがそういうわけでもないでしょう。
そういった時に使える小ネタです。この2つはBookMarkをオススメします。
小ネタ1 Cycle Sportsのホームページ
まず紹介するのは雑誌で有名な「Cycle Sports」のホームページです。
ここの「SHOP」、地域で調べたい都道府県をクリックすると、ショップ一覧が出てきます。
愛知県で調べた結果です ↓ 。
ただし注意点としてここに載っていないショップももちろんあります。
傾向としては新しくオープンしたショップについては反映されるのに時間がかかる感じがします。
小ネタ2 各ロードバイクメーカーのホームページ
各ロードバイクのメーカーは、自分のメーカーのロードバイクを買ってほしい、とかいろいろな思いがあって、ホームページで取り扱いのあるショップを紹介しています。
我らがTREKです。
流石にここの情報で新しいものが反映されていないとか、情報が古いとかはないでしょう。
実際に私がトラブル発生時に、ここの情報からショップへ駆け込んだことが複数回ありますが、情報が古くショップがもうないとか、ダメだったことはありません。
ちなみに過去に全く土地勘のない場所で後輪のスポークが切れたときに、私はこの2つを使ってショップを見つけ、持ち込み修理してもらったことがあります。
第2位 現金
お前ふざけてんのかと思われるかもしれませんが至ってまじめです。アルコールは入ってますが
しかしこの万能ツールは、必要に応じていろいろなものに変身する機能を備えているのです!
というかそれがこのツールの主な機能です(笑)
しかもこんな大事なもの忘れるわけないだろうが!という声も聞こえてきそうですが
ビワイチするときに財布を忘れたことがあるぜ!!
誇れることではありませんが、道の駅に駐車した車の中に忘れました。
しかも財布がないのに気付いたのは、走り出してちょうど60kmくらい走ったところ。もはや取りに戻ってもそのまま進んでもほぼ変わらない状態。
バックポケットに入った補給食しか頼れるものがなく、水分は白髭神社と道の駅びわ湖大橋米プラザでなんとか補給してヘロヘロになりながら完走したことがあります。
また1度同じくビワイチで膝の痛みに耐えかね、途中リタイヤを決めたときも、輪行袋がなかったためマキノ駅近くのコ〇リででかいゴミ袋を買い、テープで継ぎ接いで即席輪行袋を作り、駅員さんのお情けでなんとか輪行して帰ってきたという経験があります。
トラブルに対して、どういう解決方法をとるのかは千差万別ではありますが、少なくともそこに「現金」があることで、解決方法の選択肢が非常に多くなるという点は賛同いただける点だと思います。
第3位 交換用チューブ、パンク修理キット
遭遇するトラブル№1としての不動の地位を築く「パンク」への対応セットが、使用頻度の面からランクインです。
パンクの神様と揶揄されるほど、パンクは続く時には何度も続きますので、クリンチャータイヤを使用の方は替えチューブはもちろんのこと、修理セットまで一緒に携行することをオススメします。
インナーチューブは各個人の好みがあると思いますが、応急の修理キットについては
パナレーサーさんのイージーパッチがオススメです。
コイツのいいところは応急とはいえ補修が簡単なこと。
ゴムのりが不要で付属のやすりで、チューブにあいた穴付近をならしてパッチを貼るだけ。
ゴムのりは貼った直後だとやはり接着がイマイチで、パッチの横からエア漏れすることが私も多々経験がありますが、このパッチだとそういったことは今までありません。
ただやはり「応急用」であるため、忘れて数か月そのままで使ってたらパッチのところから空気漏れしてたことはあります。
クリンチャータイヤでのパンク修理は、手間と効果を考えたときにまず考えるのはチューブの交換になると思いますが、その次にこのイージーパッチの使用を私はオススメします。
またタイヤレバーとセットになったものも売ってます。
個人的にパナレーサーさんのタイヤレバーも使いやすくコンパクトにツールボトルの中に入れることができるのでオススメです
第4位 エマージェンシーカード
コイツはむしろ使わないことが一番なツールですが、万が一のときに活躍してくれるツールです。
コンポやホイールなどで有名なシマノさんやショップや有志により自作され、Web上で公開されているものが多く存在しています。
これはロードバイクに乗っていて、事故や急病であなたの意識がなくなった場合のために、救急搬送や治療に必要な情報を備えておくものです。
友人の消防士に聞いたところ
- いくら重傷な患者でも名前も何も分からない人は、連れて行ける病院も限られるし、病院に行くまで時間がかかる
- 病院へ運んでも検査や治療のために、病院が家族に説明と同意が必須だから、家族へ連絡がつかないと治療もスムーズにいかない
- アレルギーや飲んでいる薬などの情報は、一見関係なさそうな病気やけがの治療の際に配慮が必要な場合がある。
こういった理由により、普段から情報を備えておく必要性があると言ってました。
またスマホのアプリや機能でこういった情報を備えておけばいいやんと言ったところ
スマホには大概ロックかかってるから、情報を取り出すのに難儀するし電池切れで見れなくなっちゃうよね。救急隊だけじゃなく、病院でも確実に確認できるように紙で準備されてるとすごい助かる。
こんな風に言ってました。
そのため私はツールボトルと財布の中にそれぞれ1枚ずつ準備してます。
コイツが活躍する機会がないのが一番ですが、万が一の時に必要である点を考慮してランクインです。
第5位 携帯工具
機材トラブルへの対応するのに必須なツールです。
もれなくツールボトルに入っているようなものですが、一番多いトラブルであるパンクでは使わないので、案外機材トラブルで使ったことがないという人もいるかもしれません。
ちなみに私は
- なぜかフロントディレイラーの変速ができず、ディレイラーとチェーンがずっと接触する現象が続いたため、携帯工具で調整して、変速はできないながらもチェーンとディレイラーの接触を解消した。
- 転んでシフターがぐにんと曲がってしまったため、携帯工具使って元に戻した。
- ボタン電池使うセンサー類の電池交換のために携帯工具のマイナスドライバーを使用
などなど案外使ってます。
オススメのメーカーを語れるほどいろんなメーカーを使ったことはないですが、とりあえずネジが舐めてしまったりするのを防ぐためにちゃんとしたメーカーを使うのが無難と思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 第1位 スマートフォン
- 第2位 現金
- 第3位 交換用チューブ、補修用チューブ
- 第4位 エマージェンシーカード
- 第5位 携帯工具
こうやって見ると案外当たり前のラインナップが並びました。
だからこそ万が一これらを忘れると、本当にやばいことになってしまいます。
「こんな活用方法があるよ!」 「万が一忘れるとこんなやばいことになるよ」
こういう視点を交えてお話しさせてもらいました。
トラブルに合わずロードバイクライフを満喫するのが一番ですが、今回紹介したものを間違いなく備えて、トラブルがあっても対処できるように普段から準備するのも大切だと思います!
それでは楽しいロードバイクライフを!!!
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