2025年3月15日と16日に開催された「名古屋サイクルスポーツデイズ2025」
このブログで昨年開催された名古屋サイクルスポーツデイズ2024参加記事では、「有休をとってでも絶対行きます!」なんて言ってましたが、
本当に有給とって行ってきました!!



最新ロードバイクの試乗、注目のパーツチェック、豪華ゲストのトークショー、そして小遣いローディーにとって見逃せない特価セールと注目ポイントたっぷりの本イベント。
このサイクリストの心を鷲づかみにするこのイベントの魅力を、ブロガー目線でたっぷりお届けします。
果たして、有給の価値はあったのか?さっそく振り返ってみましょう!」
簡単に説明 サイクルスポーツデイズとは!?

まずは「そもそもサイクルスポーツデイズってなに!?」って部分を簡単に解説します。
サイクルスポーツデイズとは毎年3月に名古屋市熱田区のイオンモール熱田で年に1回開催されている自転車のイベントです。

イベントの中身はロードバイクなどの試乗、パーツやウェアなどの展示や物販などです。

普段乗ることのできないハイエンドバイクの試乗、物販も普段ならありえないほどの割引がされてたりと全ローディーにとって夢のようなイベントです。
私もサイクルスポーツデイズの前身であるサイクルトレンドからほぼ毎年参加してます。
また普段直接関わることのないメーカーの中の人から製品について色々聞けるのも、このイベントの魅力の1つです。

シマノさんはペダル型パワーメーター出さないんですか?

落車等で壊れやすい部位のパーツが高価になるのはなパーツを付けるのはユーザビリティ的にちょっと・・・って考えてます。

GUSTOのDUROって一番下のグレードで105di2ですけど、COBRAみたく機械式105グレードは出さないんですか?

でしょ〜?僕も出すべきって言ったんですけど、社長がダメって言うんですよ笑
こんな気になる話、ぶっちゃけた話が聞けるのも、こういったメーカーが直接出展するイベントならでは。
ただ流石にこれだけのイベントが無料で参加できるわけもなく、入場料として1,400円かかりますorz

とはいえ前売り券の購入で1,100円とちょっと安くなります。
また前身のサイクルトレンドだった頃は3,000円とかだったので、それを考えたら大分マシになったとも思えます。
サイクルスポーツデイズ名古屋2025の様子
ではここから当日の様子をお送りします。
当日は9時45分ころ、自家用車で会場に到着。

無茶苦茶並んでいます。前後に並んでいた人の話によると、開始前の行列は去年、一昨年以上とのこと。
来年以降も開催を願っている身としては、イベントが盛況なのは嬉しい限り。
そして定刻になるまでこの行列は伸び続きましたが、気になったのが私の並んでいる列とは別のもう1つ行列があった点です。
もう一つの行列はどうやら当日券を買い求める人の列のようでした。

定刻になると前売券側の行列はどんどん入場するのに対し、
当日券側の行列は入場に時間がかかってました。
イベント参加には前売券など準備が大切なのが分かりますね。
それでは実際の会場の様子、見て回ってよかった出展ブースを解説していきます!
Wai–DEMIC LARUS(ラルス)
まず紹介するのはサイクリング中のコミュにケーションツールを開発のWai–DEMICさん。

このブースでは Wai–DEMICさんの開発したサイクリング中のコミュニケーションツールであるLARUSの展示と使用体験ができます。
このLARUSは以前某YouTuberが商品紹介していた時から気になってて、今回実機が見られる、試せるということでかなり楽しみにしていました。
LARUSの特筆すべき特徴は多くありますが、簡単にまとめると
- 骨伝導の使用で周りの音を遮らずコミュニケーション可能!
- 機器単品で使用可能。スマホの電池・通信量負担なし!
- 軽量で装着による圧迫感などなく快適に使用可能
基本的に私はぼっちローディーで、2人以上の複数で走ったことなど数えるほどしかありません。

ただその数回でもコミュニケーションにもどかしさを感じてました。
右左折や停止、障害物などの最低限のコミュニケーションは手信号というやり方があるとはいえ、本当に最低限の意思疎通のみです。

せっかくのグループライド。
仲間と雑談したり、景色などの感想を共有しながら走りたいですよね。
そんな思いでLARUSを体験しましたが、想像通りのクオリティでした!
最初音量設定をミスってたせいかやばいくらいの大音量で聞こえた時には焦りましたが、相手方の声もはっきり聞こえ、こちらが普通に話せばしっかり聞こえた様子。
ここまで試すと、次は実際のライドで使ってみたくなりますが、残念ながらこのブースではLARUSの体験はできても販売はしていません。

まあ販売してても基本ぼっちな私では
試すに試せないんですけどね。
とりあえず実走での使用感は、夫婦でロードバイク系YouTuberとして活動されているTom‘s Cyclingさんがガッツリレビューされているので貼っときます。
AirFly(エアフライ)
続いて紹介するのは、ノーズパッドレスアイウェアという他にはないアイウェアを取り扱うAirFlyさんです。

AIRFLYは、福井県鯖江市で生まれた国産のアイウェアブランドで、眼鏡製造の聖地として知られるこの地で110年以上の技術とノウハウを結集して作られています。

その最大の特徴は「ノーズパッドがない」ことです!
従来のサングラスでは当たり前だった鼻パッドを排除し、頬骨を支えるサイドパッドとテンプルで安定感を実現しています。
サイクリングやランニングなど激しい動きでもズレにくく、特に日本人やアジア人の顔にフィットする設計が魅力で、海外ブランドのサングラスが合わないと感じていたライダーにも支持されています。
昨年に続いての出展で、ブースではアイウェアの試着と物販を体験しました。
ロードバイク乗りとして、アイウェアは走行中の視界確保や目の保護に欠かせないアイテム。快適な論ライドには欠かせないアイテムと言って過言ではありません。
余談ですが過去このブログでもアイウェアの重要性についてまとめています。
話がそれましたが、そんな快適なサイクルライフに欠かせないアイウェア。中でもAIRFLYのノーズパッドレス設計には以前から興味があったので、実際に試着できるこの機会を楽しみにしていました。
というわけでブースを見つけて速攻試着させていただいたんですが、まず驚いたのは、装着感の軽さとノーズパッドがないことによる解放感です。
従来のアイウェアのノーズパッドは、鼻骨の凸凹した場所でしかも1点集中でアイウェアを支えているだけに、どうしても鼻付近の圧迫感がありました。
ですがその点AIRFLYは鼻周りが完全にフリー。圧迫感がなく、何もつけていないは流石に言い過ぎですが、ノーズパッド付きのアイウェアとは比較にならない装着感の軽さで、ロングライドでは重宝するでしょう!
またノーズパッドがなく鼻に跡がつかないので、女性ライダーやメイクを気にする方にも嬉しいポイントですね。
次に、サイドパッドのフィット感、ホールド力にも驚かされました。
というのも頬骨で支える構造に最初は「本当にズレないの?」と半信半疑でしたが、実際に装着してみると、サイドパッドが絶妙に調整可能で、顔にピタッとフィット。

ちなみにこのサイドパッド、芯がなんとチタン製!
自由な調整が可能なうえ、その形状をしっかり保持してくれます。
そのホールド力を試すために試着中に頭を振ったり軽くジャンプしたり、傍から見たら変質者っぽく見えるレベルで動きましたが、ズレる気配は皆無。
またサイドパッド自体の違和感も予想以上に小さくすぐに慣れるレベルで、汗で滑りやすい鼻パッドと違い、サイドパッドは汗が溜まりにくい設計で、ライド中の安定感が抜群だと感じました。
また今回ブースでは、サイクリング向けの全モデルにレンズが3種類の展示・販売でしたが、フレームの色がなんとも多彩で、間違いなく自分好みのものを見つけられることでしょう!
されており、視野の広さも好印象。ただちょっと残念なのが、この日は曇りで調光レンズの性能を確認できなかったのが心残りでした。

調光レンズだと朝早くや夜間走る場合やトンネルを通る場合などの
環境の変化にも対応してくれるのがうれしいところ。
そして、何より嬉しかったのはイベント限定特価!通常価格よりかなりお得な価格で購入できたので、かなり悩んだ末にで調光レンズモデルをゲットしました。

このお得感は、イベントならではの醍醐味ですね。スタッフの方も親切で、フィッティングの調整方法やレンズの特徴を丁寧に説明してくれて、購入後の安心感も大きかったです。
というわけでAIRFLYブースでの試着体験を満喫しました!
TOPEAK(トピーク)
続いての紹介するブースがTOPEAK(トピーク)です!

TOPEAKといえば、1991年に台湾で設立され、スポーツ自転車に装着するバッグや携帯工具、空気入れなどの各種ツールを取り扱うブランドです。
サイクリストの「乗る喜び」を追求するというコンセプトで、初心者からプロまで幅広いニーズに応える製品を展開しており、特に機能性と耐久性に優れたバイクバッグ、携帯工具などで知られています。

私もサドルバッグや携帯工具などでいつもお世話になってます!
そんなTOPEAKさん、サイクルスポーツデイズ2025では、スポーツ自転車向けのバッグ、携帯工具、電動エアポンプなどの各種ツールを展示していました。
今回のブース展示では特に発表されて間もなく、電動エアポンプが展示されてるんじゃないか!?と注目して見に行きました。

この電動エアポンプE–BOOSTER DIGITALは発表直後だからか、
情報が少なかったので、現物が見れる機会は貴重です!
というわけで行ってみたらやっぱりありました!!

ぱっと見でも他社製品と一線を画しています。
他社製品がきれいな直方体なのに対し、E–BOOSTER DIGITALは長方形を基調に角が滑らかに丸ったなんとも表現しにくい形状しています。

サイズ感はツールボトルに入るちょうどいいサイズ。
ライドへの携行が考えられた設計ですね。
また起動中に本体が熱くなっても持っていられるようなシリコンカバーが装着されているのもユーザビリティが高い嬉しいポイント。
外観についてはこの辺で、実際に起動してみます。
まず電源ONして充填圧力を設定、そして充填開始ボタンを押すことで充填開始と操作も単純、シンプルです。
起動してみてまず気になったのは起動時明らかに他機種より静かです。

ただ他機種より静かとはいっても、
そこそこの大きさの起動音がするので誤解なきよう。
ロングライドの途中でパンク修理をする際、起動音ってそこまで気にすることか?と思うかもしれません。
しかしそう考えても他機種の電動エアポンプは起動時に爆音を出すため気になります。こんなのを人の多い町中で使ったら間違いなく周りの人々にびっくりした顔で見られます。
びっくりして見られるくらいならまだマシで、飛行機輪行して海外の空港でこの爆音ポンプを起動すると、下手したらポリスマンが来かねません。
次に印象的、嬉しいポイントと思っていたのがディスプレイの見やすさと表示項目です。
表示されている項目を一目で確認可能。日中の明るい屋外でも視認性が良く、細かい圧力調整がしやすい設計となっています。
ロードバイクのタイヤ空気圧はパフォーマンスに直結する上、パンクなどのトラブル防止にも気を使いたいポイント。そこが直感的に操作できるこのディスプレイは実用性が高いと思います。
また他機種との差別化ポイントとして、E–BOOSTERは圧力単位の1つで主に車のタイヤの空気圧にも使われるkg/cm2にも対応しています。

ロードバイクだけでなく自家用車など多用途に使えるのは個人的には嬉しいポイントですね!
今サイクリング中のパンク時などに備えるために、様々なメーカーから電動エアポンプが発表されていますが、選択肢の1つとしてこのTOPEAKのE–BOOSTER DIGITALは検討する価値は十分あります。

ちなみに当ブログでは過去記事で電動エアポンプの比較検討、おすすめ製品の紹介をしています。
物販戦果!!〜お得に購入できたものたち〜

ざっとオススメブースを紹介したところで、サイクルスポーツデイズのもう1つの目玉である物販における戦果を紹介します!
AirFly アイウェア
まずは前述もしましたが、AirFlyのアイウェアです。


モデルとしてはAirFlyのロードバイク用のAF301というもので、レンズは調光レンズです。
AirFlyブースの際にも書きましたが、調光レンズとは紫外線によってレンズの色が変化するレンズのことです。
このレンズの素晴らしいところは、日中など明るい場所では眩しくないように色を濃く、一方夜間やトンネルなど暗い場所では視界をクリアにするため薄い色へと変化するところです。
ロングライドでは時間によったりトンネルなど走る場所によって明るさ暗さといった環境の変化が起こります。

そんな環境の変化に1つのアイウェアだけで対応できるのが、
調光レンズの嬉しいポイントですね!
そんなアイウェアがイベント特価、定価から4,000円引きで販売されていました。
AirFlyさんは今年だけでなく、昨年もこのサイクルスポーツデイズにも出展しているイベント出展に積極的なメーカーさんです。
今回購入させて頂きましたが、是非とも来年以降もサイクルスポーツデイズに出展して頂いてイベントを盛り上げてもらいたいものです。
おたふく手袋 ベースレイヤー
続いて紹介するのがおたふく手袋のベースレイヤーです。
このおたふく手袋のベースレイヤーは昨年のイベントでも冷感インナーを購入し、昨年の猛暑を乗り切るのに多いに貢献してくれました。

そんなわけで今回はベースレイヤーを買い増すため、
イベント前から多いに期待していました!
そんなわけでイベント当日おたふく手袋さんのブースを訪れましたが

すごい人だかりですね。やはりベースレイヤーはサイクリング中の快適性を大きく左右するだけに注目度も高いようです。
そんなわけで私が今回購入したのがこちらです。

猛暑時に着る用の冷感インナーとそれ以外の時のためのベースレイヤーの2種類ですね。

これらが活躍するような猛暑などはまだしばらく先ですが
活躍してくれるのが楽しみです!!
apt サイクリングウェア類
続いて紹介するのがaptさんのサイクリングウェア類です。

サイクリングウェアとざっくり書きましたが、具体的にはビブショーツ、ビブタイツとウィンドブレーカーの3つです。
ところでaptと言っても耳なじみのない方もいるかもしれないので、大雑把にaptさんについて解説します。
apt(エーピーティー)は、Asia Pacific Tradingが展開するサイクリングウェアブランドで、高品質かつ低価格の製品を提供しています。
「サイクリングを手軽に楽しめるように」とのコンセプトのもと、固定経費を抑え、有名ブランドに匹敵する品質のウェアを市場価格の半額以下で販売。
ビブショーツ、レーサーパンツ、ウインドブレーカーなど、日本人向けに設計された機能的なアイテムが特徴で、AmazonやYahoo!ショッピングで購入可能です。
価格的にもデザイン的にもちょうどいいウェアが物販で出品されてたので購入。
まだ出番は来ていませんが、そのうちライドで活躍してくれることでしょう!
TPUチューブ
続いて紹介するのが、CYDYのTPUチューブです。

TPUチューブといえば少し前に登場して話題になったインナーチューブです。
そのTPUチューブの大きな特徴が圧倒的な軽量化とコンパクトで携行性に優れる点です。
重量に関してはブチルチューブ(約100g)に対し、TPUチューブは30~40gと超軽量。ペアで100g以上軽くなるのでヒルクライムなどでプラスに。
また重量以上に見た目体積がとても小さくなるのが嬉しいポイントで、あくまで目安ですが、ブチルチューブ1本分のスペースでTPUチューブ2本入るくらい携行性に優れています。

ただこの携行性、軽量性を実現するため、バルブが樹脂製。
電動エアポンプ使用時は破損防止のため延長ホースの使用が必須です。
ただ唯一ブチルチューブ(600~1500円)に比べ、TPUチューブは1650~5000円とお値段お高めというデメリットがあるんですが、今回購入分はイベント特価900円だったので今回関係なし!
また一部のTPUチューブではエアバルブが樹脂製で、電動エアポンプを使用する場合は延長ホースを使わないと破損の恐れがあるので注意が必要です。

例にもれず今回購入したTPUチューブもエアバルブが樹脂製です。
ただこの気を付ける点だけちゃんと注意すれば、前述したTPUチューブのメリットをまるっと享受できるのは、全ローディーに恩恵のあるポイントです。
TPUチューブ自体は少し前からある機材ですが、新しく出た機材は食わず嫌いせず注意点をちゃんと気を付けたうえで積極的に使っていきたいですね。
FORCE ボトルゲージ
物販戦果品、最後に紹介するのがFORCEブースで購入したボトルゲージです。

現状愛車DUROには、1台目TREKから付け替えたBONTRAGER製のボトルゲージが付いています。


現状不満はないけど、良さげなものがあれば…と思ってたので
今回ゲットできてよかったです!
早速付け替えて見ると


フレームの色と統一感あって個人的にお気に入りです。
個人的にボトルゲージはロードバイクに装着できる中で、素材に色や形状など最も選択肢のあるパーツだと思っています。
- 重量を最も重視してカーボン製のボトルゲージを選ぶ。
- バイク全体の統一感をもたせるためフレームと同系統の色のものを選ぶ。
- 実用性を重視したサイドエントリー型やアジャスタブルゲージを選ぶ。

今回私は見た目に全振りして
フレームと同系統のものを購入しました。
幸い一部のカーボン素材のもの以外は、比較的安価なものが多いです。
そのため用途や目的、フレームの色と合わせて自分に最も合うボトルゲージを選びましょう。
おわりに
こんな感じで私は名古屋サイクルスポーツデイズ2025を満喫しました!
記事執筆時点では来年の開催は未定です。
しかし前身のサイクルトレンドが開催されて以来、ほぼコロナ禍以外での中止はないので、来年も開催されると思います。開催されると願いたいです。

そしてもし来年も開催されるならば
有給を無理矢理とってでも行きます!
このブログでは不定期にですが、ロードバイクでのロングライドを快適に楽しむノウハウやアイテムについて発信していきます!
このブログがあなたのサイクリングライフをより楽しくできますように!
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