こんにちはkon–masです。
唐突ですが、今このブログ記事を読んでいるということは…
ビンディングペダル、気になってますよね!?
ただ一方でビンディングペダルって、気になるけどなかなか導入に踏み切れないんですよね。
- 足とペダルを固定することでの転倒、いわゆる「立ちゴケ」が怖い。
- レースとか出ない自分にはオーバースペックじゃないか。
- いろんなメーカー、いろんなペダルがあり、どれがいいか分からない。
この辺りの不安、疑問があってビンディングペダル導入に一歩踏み出せない気持ち、私にも経験がありよく分かります。
でもそんなビンディングペダル、中上級者が手放せないというだけに大きなメリットがあります。
- ペダリングの効率化
- 専用シューズによる力の伝達ロスの軽減
- 走行中、ペダルからの踏み外しを防ぎ安全性向上
ロードバイクに乗ってたらこれらが気にならないはずありませんし、基本的にロードバイクに乗る人はビンディングペダルを導入して損はありません!
そういう私もロードバイクを購入して1年経たぬうちにビンディングペダルを導入、10年以上ビンディングペダルを使い続けています。
私はレースに出るとかしていないホビーライダーですが、
ビンディングペダルなしなんて考えられないほどです。
しかもなんやかんや3種類ほどペダルをハシゴしてます。
この記事ではそんな私が、ビンディングペダルを買おうかどうしようか迷っている人の背中を押す内容となっています!具体的には
- ビンディングペダルのメリットとデメリット
→思いもよらないメリットや、デメリットを最小化する方法も紹介! - たくさんあるけど大きく2つ!ビンディングペダルの種類
→主にMTB用とロードバイク用。自分の乗り方に合わせたものが選べるようになります。 - オススメビンディングペダル3選
→走り方別にオススメを3つ紹介。ここから選んでおけば間違いない!
上記はほんの一例です。
さあこの記事を読んでビンディングペダルにチャレンジしましょう!
ビンディングペダルの解説&メリット2選
そもそもビンディングペダルとはご存知の通り。
サイクリングにおいてシューズとペダルを固定することです
このビンディングペダルの始まりは50年以上前からで、登場直後はその操作性に難があり数年で消えました。
しかしスキー用のビンディングメーカーが参入して現行のように簡単に固定できて、簡単に離脱できるタイプのものが登場し、一気に普及するようになって今日に至ります。
そしてこれだけ長年使われ続けているだけのメリットがこちらです。
これらを順に解説していきます。
メリット1 ペダリングの効率アップ
ビンディングペダル最大のメリット、ペダリング効率アップです。
とはいえ
そんなこと言ってるけど
初心者だったらそんなに変わらないでしょ?
こう言われることがありますが、全然違います!
その理由が
これに尽きます。
前者についてペダル側はおおよそ中心部を、足側の指の付け根のちょっと下付近で踏むのが最も力の入るペダリングです。
ビンディングペダルを使ってないと、
この位置関係がどうしてもズレちゃいますからね。
しかしビンディングペダルで固定してしまえば、ズレる心配はほぼ皆無です。
また後者についてですが、普通の運動靴では地面からの突き上げから膝や足首など関節を守るための緩衝材が靴底にあります。
しかしビンディングシューズの靴底にはそういった緩衝材がほぼないので、踏み込んだ力がほぼロスなくペダルへ伝わります。
もちろんこれらのメリットの恩恵を受けられる前提として、固定する位置の微調整が必須になるわけですが、この点については後述します。
メリット2 ペダルの踏み外しを防ぐ!〜安全性向上〜
まずはペダルの踏み外しを防ぐことでの安全性向上についてです。
これは極端な話になりますが仮に
命に関わる怪我をする可能性も十分ありますし、良くても打撲などで数日は痛い思いをすることは避けられないでしょう。
また体だけでなくロードバイクも、走行不能になる大きな損傷が起こる可能性もあります。
時速40kmくらいのスピードはロードバイクだと
追い風や下り坂などで案外出ちゃいます。
ビンディングペダルというと、立ちゴケの危険性から安全面を懸念する声が多いです。
しかし一方でペダルの踏み外しは走行中いつでも起こり得るため、走行中の安全性向上にもビンディングペダルを導入する意味があります。
個人的には被害の大きさ的に
立ちゴケよりもペダルの踏み外しの方が怖いです。
ビンディングペダルのデメリットと対処法解説!
そしていよいよここから、みんなが気になるビンディングペダルのデメリットを、そのデメリットの生じる原因から対処法まで合わせて解説していきます。
- 立ちゴケの危険
- ポジションをよりシビアに合わせないと膝痛発症の恐れ
それぞれについて早速解説していきます。
デメリット1 立ちゴケの危険
この立ちゴケはビンディングペダルの導入障壁No.1(当社調べ)と言っても過言ではありません。
現に私も何度か立ちゴケをやらかしています。その経験からの結論ですが。
というのもそもそも立ちゴケが起きるのは停止直前など限られたシチュエーションです。
そのため速度がほぼ0に近い状態での転倒になるため、基本的に立ちゴケでは体やロードバイクの損傷は大きなものになりにくいです。
とはいえ立ちゴケが気になるのも
すごくよくわかります!
そこで立ちゴケが起こる原因から、立ちゴケを防ぐちょっとしたコツ、仮に立ちゴケしても被害を最小限に抑えるちょっとしたコツを紹介、解説していきます。
まず立ちゴケが起こる原因の根本はズバリ
足が固定されているのをうっかり忘れる!
これに尽きます。というのも私が立ちゴケした時の状況を大雑把に書くと
- ビンディング導入から数ヶ月後、慣れたと思い立ちゴケ警戒が緩んだ時。
- 100km超えるロングライド後半や長距離ヒルクライムの後など
疲れて頭がボーっとしていた時。 - 歩道との境目の段差でバランスを崩した時など、急に慌てた時。
立ちゴケするのはほぼこういった時です。
なので立ちゴケしたくなければ、この点をケアする必要があります。
- ペダル、シューズの脱着の練習を繰り返す。
→咄嗟の時にでもペダルから足を外せるように。 - ペダルから足の離脱は停止する前に余裕を持って。
→停止する直前の足の離脱は、立ちゴケがリスク高い。
ただご覧の通り、これら対策をしても、立ちゴケのリスクを0にすることはできません。
というわけで併用するべき、被害軽減のちょっとしたコツが
停止時は左足から地面につくべし!
これに尽きます。
というのもロードバイクは右側に重要な部品が集中しています。
そのため右側が下の状態で転倒すると、変速系の部品の破損によって走行不能となる可能性が逆の場合よりも上がります。
また車道の左側を走る日本では、右側への立ちゴケは後続車両との接触する危険があり、総じて右側への立ちゴケは逆と比べて危険が大きいです。
では右側からの転倒を防ぐためにどうすればいいか?そこで出て来るのが
左側、左足からの着地です
要は左足から着地しようとすれば、仮に立ちゴケする時も自然と左側が下になるからです。
このように立ちゴケを防ぐ方法、立ちゴケしても被害を最小限にする方法があることから、立ちゴケはあなたが思っているほど脅威ではないですよ。
デメリット2 ポジションがよりシビアに。膝痛発症の恐れ
ビンディングペダルを導入のデメリットの2つ目がポジションがよりシビアになる点です。
というのもビンディングで足元が固定されると、膝の動きが制限されるためサドルの高さや、ペダルと足の固定位置などポジションが合わないと膝に痛みが出ます。
痛みが出ないようにするには、サドル高やペダルと足の固定位置といったポジションを適切に合わせるしかありません。
私もビワイチの最中に左膝の膝裏が痛み出して
リタイアしたことがあります。
しかしポジションというものには、おおよその目安はあっても絶対の正解がないのが厄介なところ。
なぜなら一人一人の体の構造などが同じではないためです。
例えば人間の膝の開いている角度、ペダリング時の膝の動きなどは1000人いても全員違います。
なのでこればかりはシューズやペダルを購入したショップ、書籍やウェブサイト、YouTubeなど目安になる情報は多くあるので、参考にするのがお薦めです。
ちなみに私のオススメはYouTube
1つ1つの細かい箇所が動画で分かりやすく解説されている点が、動画ならではの特徴ですね。
また走行距離を伸ばすにつれて膝痛の発症率が上がる傾向にあります。
そのためビンディングペダルの導入、ポジションを合わせた直後は徐々に走行距離を伸ばし、膝痛や違和感を感じたらポジションを微調整しましょう。
くれぐれも無茶して膝痛を慢性化させることだけは避けましょう!!
大雑把に分かる!ビンディングペダルの種類と特徴
続いてはいろいろあって分かりづらい!?ビンディングペダルの種類と特徴について解説します。
まず前提として、ビンディングペダルは用途別に大きく2つに分類できます。
- MTB用ビンディングペダル
- ロードバイク用ビンディングペダル
このように分類されますが、ロードバイクでMTB用ビンディングペダルを使うのも全然アリです。
また現状ではMTB用ビンディングペダルはシマノのSPDペダル、ロードバイク用ビンディングペダルはシマノ、LOOK、TIME、SPEEDPLAYの4社の出しているものが主流となっています。
MTB用ビンディングペダル
まずはMTB用ビンディングペダルの解説です。
その特徴を大雑把にまとめると
この中でもMTB用ビンディングペダルの最大のメリットはやはり歩きやすい点です。
これは構造的に固定部品のクリートがシューズのソール内側に隠れているためです。
これはMTBやシクロクロスといった競技で、ペダルからのスムーズな脱着と歩きやすさが求められており、その方向に特化したためです。
具体的には自転車を担いで階段や段差などを通過するため、速やかにペダルを脱着して自転車を担いで段差をクリアするといった具合ですね。
ただそんなMTB用ビンディングペダルですが、ロードバイクとの相性も悪くありません。
特にロードバイクで観光に行く場合なんかはSPDペダルがその真価を発揮します。
というのもロードバイクへ観光地へ行き、観光地を歩き回るといった場合で、歩きやすさ快適な観光に大きな役割を果たすためです。
その点ロードバイク用のビンディングだと比較にならないレベルで歩きにくいので、同じような使い方はまず向きません。
ロード用ビンディングシューズは、ついてるクリートが大きいので、
歩き方がペンギンみたいになっちゃいます。
一方で前述のデメリット2点を許容できるかは個人差が激しいです。
前者の固定感が劣る点は、トレーニングで乗り込む、より速く走ることにこだわるとかでなければあまり関係ありません。
また後者ビンディングシューズのレパートリーは、その少ないレパートリーの中で自身の気にいるものがあれば関係ないので。
- ビンディングペダルを導入する用途→どの程度歩くか?
- デメリット2点をどこまで許容できるか
導入についてはこれらをどこまで考えるか次第ですね。
ちなみにMTB用ビンディングペダルはシマノが出すものがほとんどで、その特徴については次で紹介します。
MTB用ビンディングペダルメーカー シマノ
MTB用ビンディングペダルの圧倒的トップシェアを誇るといえばシマノ
私も一番最初に使ったビンディングペダルも
シマノのビンディングペダルでした。
その特徴といえば
などと聞くだけでも安定感を感じます。
まずは前者、シマノさんと言えば時価総額1兆9千億円を誇る巨大企業。
ロードバイクなどスポーツ自転車の部品を多く手がける会社で、ビンディングペダルもその例外ではありません。
その圧倒的企業力から、多くのスポーツバイクショップでシマノ製品を取り扱われており、逆に取り扱っていないショップを探す方が難しいかもしれません。
後者についても単純にMTB用ビンディングペダルと言いつつも、その商品ラインナップは現在16種と豊富です。
先ほどMTB用ビンディングペダルでも、ロードバイクでの使用に大きなメリットがあると書きましたが、シマノもその点を踏まえたラインナップをしていますね。
ロードバイク用ビンディングペダル
さて次に紹介するのはロードバイク用のビンディングペダルです。
こちらもその特徴を大雑把に紹介すると
ロードバイク用ビンディングペダルの最大のメリットはその固定感
というのもペダルとシューズとの接地面がMTB用ビンディングシューズより広いため、踏み込んだ力がダイレクトに伝わります。
この違いは平坦路では感じにくいですが、ヒルクライムになると明らかな差を感じることができます。
一方でデメリット2点、特に前者の歩きにくい点については対応策はシンプルです。
- そもそもあまり歩かないようにする。
- 長距離歩く時用の履き物を持っていく。
順に解説しますがまず前者。
これはシンプルにロードバイクで走ることを自体を目的に走り出すことです。
分かりやすい例としては、ビワイチやアワイチなどの〇〇1周といったものや、〇〇峠へヒルクライムに行く、トレーニングとして〇〇km走るなどですね。
また後者に関しては、ビンディング用のシューズは歩くためのものではないと完全に割り切ります。
というのもMTB用のビンディング用シューズが歩きやすいといっても、あくまでロードバイク用のビンディング用シューズと比較しての話です。
MTB用ビンディング用シューズは歩きにくさとは異なりますが、クリートが地面と擦れる感覚が気になる人もいます。
それならいっそのこと、歩き回る用に履き物を持っていくという選択肢もアリです!
そういった用途に向いたコンパクトに折りたためる靴というものもあります。
紹介したこのシューズ、本来は海や川で遊ぶ際に活躍するもので、その中でも折り畳めて嵩張らないものとなってます。
またつい最近ロードバイクYouTuberでお馴染み「けんた」さんからバイクパッキングに特化したサドルバッグに取り付けられるサンダルを紹介されてました。
こういった履き物を使えば、MTB用ビンディングシューズよりも歩きやすく、よりストレス少なく観光などできます。
むしろこういった履き物は観光以外にも輪行にも使えるので、輪行するならセットで揃えたいものです。
というわけで歩きにくいといったデメリットは、そのロードバイクを走る目的によってはそこまで気にしなくても良かったり、長時間歩き回るなら折り畳める靴など別で履き物を準備するなどであまり大きなものではなくなります。
というわけでロードバイク用ビンディングペダルをオススメできる人は
ロードバイクに乗ってる時の質を上げたい人です。
要はロードバイクに乗る前後よりも、ロードバイクに乗ることそのものを第一に考える人にはロードバイク用ビンディングペダルがオススメです。
ちなみにロードバイク用ビンディングペダルは主に4社の出しているものが主流で、それぞれの特徴を大まかにまとめると以下のようになります。
紹介 | |
シマノ | 日本におけるビンディングペダルのトップシェア。入手が容易。 クリートのレパートリーが3種、初心者向けから上級者向けまである。 |
LOOK | ビンディングペダルを普及させたメーカー。 踏面が広く、適度な剛性感が特徴。 |
TIME | パーツに身体を合わせるのでなく、パーツが身体に合わせる 独特なフローティングで膝への負担が少ないことに定評あり。 |
SPEEDPLAY | ペダルの両面で着脱可能。 高いホールド感と強いダイレクト感が特徴。 |
とはいえロードバイク初心者がこういった各メーカーごとの特徴から選ぶのは難しいと思います。そのため
- シューズを含めて実物を見たフィーリング
- 利用しているショップに取扱いがあるかや、店員さんの口コミ
- 好きな有名選手や友人などが使っているものと同じもの
こんな選び方の方が心底納得して選べると思います。
オススメのビンディングペダル3選
それではお待ちかね。私のオススメするビンディングペダルを厳選して紹介します。
まずは結論。オススメビンディングペダル3選はコチラ
- シマノ 片面SPDペダルPDーEH500
- シマノ SPDーSLペダル PDーR550
- FAVERO パワーメーター付きビンディングペダルASSIOMA Duo
それぞれの商品について詳細に解説していきます!
オススメ1 シマノ片面SPDペダル PDーEH500
まずオススメで一番最初に紹介するのが、片面がフラットのPDーEH500です。
分類としてはMTB用ビンディングペダルですが、ロードバイクとの親和性がとても高いです。
特に初心者にオススメで、理由はなんといってもその汎用性の広さです。
要はビンディングペダルの部分ではビンディングペダルとして、フラットペダルの部分ではスニーカーなどで使用可能というわけですが、その具体的な用途例を挙げると
- 立ちゴケが不安な導入当初、片足のみビンディングを使用。
- 通勤用にフラット部、趣味用にビンディングペダル。
- サイクリングの目的地によって使い分け。
※歩くのが少しならビンディングシューズ、かなり歩くならスニーカーなど
またこのPDーEH500は六角レンチを使って、ペダルの固定力の調整ができます。
そのためビンディングペダルに慣れないうちは固定力を弱めに、慣れてきたら固定力を上げるという使い方ができるなど、使用用途だけでなく自身の状況に応じて柔軟に使えるためオススメです。
ちなみに私が初めて買ったビンディングペダルもこのタイプです。
このPDーEH500を買うならセール時の割引き、保証などを考えてワイズロード・オンラインがオススメです。
ですが楽天やAmazonのヘビーユーザーはポイントバックなどでワイズロード以上にお得に買える可能性があるので、購入時は両者の比較がマストです。
オススメ2 シマノSPDーSLペダルPD-R550
次に紹介するのもシマノ製品で、ロードバイク用ビンディングペダルPD-R550です。
このペダルを一言で表すなら「№1初心者向けロードバイク用ビンディングペダル」です。
その理由は主に2つ、高コストパフォーマンス & 脱着しやすいバネの強さ
まずはコスパ。PD-R550のお値段は税込み¥12,656。
シマノの他のロードバイク用ビンディングペダルと比較すると
ペダルモデル | 価格(税込み) |
シマノ PD-R9100-L | ¥35,177 |
シマノ PD-R8000 | ¥21,590 |
シマノ PD-R7000 | ¥20,119 |
シマノ PD-R550 | ¥12,656 |
シマノ PD-RS550 | ¥8,284 |
このようにハイエンドモデルと比較したら半額以下で購入可能なのは魅力的ですね。
しかも表中で最安値のPD-RS550は、シマノ公式HPのビンディングペダル一覧から消えてるので実質的にはオススメのPD-R550が最安のシマノのロードバイク用ビンディングペダルになるかもしれません。
オススメ3 FAVERO ASSIOMA Duo
続いて紹介するのはFAVERO ASSIOMA Duo
このペダルが他と一味違うのは、パワーメーター内蔵という点です。
ロードバイクを楽しむときにはどんな用途であってもパワーメーターが役立つという話は以前記事にしました。
なんなら私が今使っているペダルも
FAVEROのAssioma Duo Shiですからね。
オススメ理由は至ってシンプル。
ロードバイクをしっかり楽しむなら、どうせパワーメーターも欲しくなるからビンディングペダル導入時に一緒に買いましょう!
というもの。
レースやヒルクライムといったガチトレーニングに限らず、100km以上のロングライドにおけるペース配分などで使えて、ロードバイクライフの質が爆上げすること間違いありません!
ちなみにAssioma Duoはシマノ、LOOKの2種類のモデルがあります。
自分がシマノ、LOOKどちらを選べばいいか、大雑把な選び方は以下の通りです。
- シマノモデルがオススメな人
組み合わせるペダルを選ぶなどしてコストをなるべく抑えたい人
ペダル選び、組み立てといった手間を許容できる人 - LOOKモデルがオススメな人
ペダルの分解、組み立てに苦手意識がある人
というのもシマノモデルは別途シマノのペダルを購入して、ペダルボディとAssiomaのシャフトを組み立てる必要があるためです。
組み立ては難しくはないですが、
シマノのペダルを使いたいって強い理由がない限り、
わざわざ選ぶ必要性は低いと思います。
また価格についてLOOKモデルは1択に対し、シマノモデルは組み合わせるペダル次第で価格が大きく変わります。
価格(税込) | |
LOOKモデル | ¥104,500 |
シマノモデル シャフトのみ | ¥90,200 |
シマノモデル+PD–R8000 | ¥111,790 |
シマノモデル+PD–R550 | ¥102,850 |
LOOKモデルとシマノの下位グレードのペダルとの組み合わせで、やっとLOOKモデルと金額は同等です。
とはいえここで紹介した価格はあくまで定価です。期間限定セールや楽天やAmazonのポイント還元などを含めて考えるともう少し複雑になります。
ちなみに私がAssiomaとアルテグラペダルを買ったワイズロード・オンラインでは、期間限定セール時にはシマノのペダルがセール対象になってることが多くオススメです。
さらにAssioma Duo Shiについて購入から組み立て、ロードバイクへの取り付け、実際の使用感をレビューした記事があるので、よりAssiomaについて深く知りたい方はこちらもご覧ください。
まとめ
それではおさらいです。
ビンディングペダルといえばペダルと足とを固定する、初心者が気になりつつも導入をためらうアップグレードNo.1(当社調べ)です。
そんなビンディングペダルを導入するメリットは2つ。
この2つは初心者でも享受できるもので、是非とも体感して欲しいものです。
一方で気になるデメリットも2つあります。
- 立ちゴケの危険
- ポジションをよりシビアに合わせないと膝痛発症の恐れあり
いずれも負傷や痛みが慢性化する元となってしまうので、本文中では立ちゴケの原因から立ちゴケを防ぐちょっとしたコツから、ポジション調整に参考になる動画などを紹介しました。
そんなビンディングペダルもMTB用とロードバイク用と2種類あり、ロードバイクでも走り方によってはMTB用ビンディングペダルが合う場合があります。
そのためビンディングペダルは、自分の走り方によってより適した方を選ぶべきなのですが、その特徴を大雑把にまとめると
- MTB用ビンディングペダル
〇ビンディングシューズが歩きやすく、ペダルの種類が豊富。
✖︎ 固定感がイマイチ、またビンディングシューズの種類が少ない。 - ロードバイク用ビンディングペダル
〇ペダルとシューズとの固定感が高く、シューズの種類が豊富。
✖︎ ビンディングシューズが歩きにくい。クリートが消耗品で維持コストかかる。
このような特徴があるので、ロードバイクに乗る目的、走り方で選びましょう。
ビンディング
ロードバイクで観光地に行き、歩いて観光することも考えて
歩きやすさ重視でMTB用ビンディングを選びます!
ビンディング
ビワイチとかヒルクライムでの絶景目当てとか
走る時のことをメインに考えてロードバイク用ビンディングを選びます。
具体的にはこんな感じですね。
そんなビンディングペダル、過去の経験から当記事ではオススメを3つ紹介しました。
- シマノ 片面SPDペダルPDーEH500
- シマノ SPDーSLペダル PDーR550
- FAVERO パワーメーター付きビンディングペダルASSIOMA Duo
ほぼ私のペダル遍歴になりますが、自信を持ってオススメできるペダルラインナップです。
一方で自分の履きたいビンディングシューズから選ぶという、全く用途を考えない選び方も全然アリです。だって趣味なんだもの。
ちなみに過去記事で私が歴代愛用したビンディングシューズを紹介しています。
用途なんかより、趣味性重視でまず身につけるシューズから選びたい!という方には参考になるかもしれません。
ご覧頂きありがとうございました。
この記事があなたの楽しいロードバイクライフの一助になれば幸いです。
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