いつぞや記事にしましたが、私は幾度となく落車してます。
交通事故はこの過去記事中の1回のみ。
それこそブログネタにならないような小規模なものを含めたら数え切れない程です。
これまで大きなケガをするようなことはありませんでしたが、それも正直運が良かっただけと思っていました。
ただ運が良かったのは間違いなかったけど、
- ヘルメットを被っていたから頭を怪我して致命的なケガを負うことはなかった
- アイウェアをしていたから防げていた落車があった
自分がやってきた安全対策に一応は意味はあったのです。
ただここに体力的、技術的な「余裕」がなかったために、落車・事故をしました。
今回は
- 体力的・技術的な「余裕」
- ヘルメット
- アイウェア
といった私がこれらの安全対策について考えていることを綴ります。
体力的・技術的な「余裕」
私の落車・事故事例の3つに共通していたのが
ライドの後半、峠を登り切った後など、体力的余裕に欠けたとき
またその「余裕がない」という自覚がないとき
そもそも落車・事故時に、もうちょっと体力的な余裕があれば、もっと安全確認できたんじゃないかと思えるし、余裕がないと自覚があれば休んでいただろうに。
さらに言うと、その体力的な余裕をなくさないように、体力の向上はすぐには出来ないにしろ
ロングライド中に肩や腕などに無駄な力を入れない
体への負担を軽減させるためにハンドルの握る位置を変える、ダンシングを入れるなどポジションを変える
などなど省エネのための技術も必要ですし
そもそもどうしても体力には上限があり、どうしても余裕のない状態で走らざるをえない状況がある、そういったときにそれをカバーするようなコーナリング、ブレーキングなどの技術的な余裕も必要です。
アイウェア
アイウェア?なんでいるの?
よくロードバイクとか乗ってる人がサングラスかけてるのを見掛けませんか?
こんな感じのやつです。
お洒落の要素も否定できませんが、実は安全対策の面が大きいんです。
ロードバイクなどのスポーツ自転車は、軽い力で簡単に速度が出ます。
そこで想像してみてください。
普通に走っている時で、20km/hくらい速度が出ます。
普通に歩いているのが3~4km/hなので、その5~6倍ですね。
突然の目の痛み! 痛くて目を開けていられない!
自転車も急に止まれない、パニック
落車・転倒
最悪のシナリオとしてお話ししました。しかし稀なケースではありません。
実際に私も転倒・落車はないものの、
飛んできた虫がサングラスに当たってきたことが多々あります。
また疲労軽減の方面からも重要で、光って目を通じて脳にそれなりの刺激になるらしいです。
体の疲れもですが、特に頭の疲れは冷静な判断力を奪う大敵です。
事故や落車をちょっとした小物で防げるなら防ぐべきです。
お金で事故が防げるなら、そこはお金の使いどころです!
アイウェアの選び方。
アイウェアが必要なことは分かった。
じゃあ具体的にどんなものがいいの?百均のサングラスでもいいの!?
という声が聞こえてきそうです。
結論から言うとサイクリング専用の物をオススメします。
唯一にして最大の理由は
- サイクリング中は前傾姿勢で、フィット感がいまいちだと速攻ズレる
ここを分かりやすく説明すると、ランニングとサイクリング
姿勢が全然違いますよね。
姿勢だけ見ても前傾姿勢のサイクリングがズレやすそうです。
さらにサイクリングは路上の細かな段差など、微妙な振動がかかり続けるため、さらにアイウェアがズレやすいです。
実際に私は、ロードバイクを買った当初、某量販店に置いてあった¥1,980のアイウェアをしばらく使ってましたが、10~20kmに1回くらいのペースで指でクイっと直してました。
その時はズレるものだ。と特にストレスにも感じてませんでしたが、そのアイウェアが壊れたことをきっかけに、ちょっとカッコいい¥5,000くらいのOGKカブトさんのアイウェアを買ったところ
全然ズレない
衝撃でした。コイツはやばい。たかだか数千円の違いでここまで違うかと思いました。
ロングライドの疲労も全然違う気がします。
本当にココがお金の使いどころだと思います(笑)
ヘルメット
ヘルメット?そんなおおげさな~ →黙ってかぶれ。
繰り返し言いますが、私はヘルメットに幾度となく命を救われている男です。
この記事を書くに当たりちょこっと調べたところ、やはりヘルメットのあるなしで命にかかわる可能性が3倍にもなるという統計もあり、私のヘルメットで命が救われたという体感は間違ってはいません。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/jiko/R02bunseki.pdf
参照:警視庁 令和2年における交通事故の発生状況等について
命があっても、重い障害が残ることがあるでしょう。それはある意味最も苦しいかもしれません。
そんなことをにならないためにも、ロードバイクなどスポーツ自転車に乗る人はヘルメットを必ずかぶりましょう。
あと自転車に乗る子供ももれなくヘルメットを被るべきと私は思います。
ヘルメットの選び方
前述でヘルメットが必要なのは分かったと言って頂けたら良いんですが
では実際にどうやってヘルメットを選んだほうが良いのかという点を解説します。
ヘルメット選びの重要ポイントは大きく1つ
またそれかい!と言われそうですが、私は大まじめです。
その理由は
ダサいヘルメット、買ったって被らんでしょ?
ということ。どれだけ良いヘルメットでも被らなかったらただのゴミです。
被らない3万円のヘルメットよりも、毎回被る7千円のヘルメットの方が価値があると私は思います。
それに加えて以下の点を満たすヘルメットを選べるとより良いと思うのが
- JCF公認マークや、MIPSなどの記載のあるもの
- 店頭で試着して、自分の頭のサイズにフィットするもの
- 軽い・通気性の良い、付け心地の良いもの
それぞれについて簡単に解説すると
JCF公認マークとは、日本自転車競技連盟(JCF)という組織が、一定の要件を満たしたヘルメットに付ける公認マーク。要はある程度の機能があるというお墨付きということ。
また、参加するイベントによっては、この公認マークのないヘルメットは使えないことがあるため、レースやロングライドのイベントへ参加するつもりがちょっとでもあるなら、選ぶのが吉です。
MIPSとはMulti-directional Impact Protection Systemの略で、日本語では多方向衝撃保護システムと言うらしく、落車などで、頭部に受ける衝撃を分散して、保護するシステムのこととのことです。
頭部保護に関する安全機能が高く、かつ多くのメーカーでこのシステムを採用されたヘルメットが発売されています。
店頭で試着するのは言うまでもなく、頭の大きさは人によりけり。それに合ったものを被りましょうというだけのもので、サイズの合わないヘルメットは機能を満たさないし、被ってちょっと見た目がイマイチなので、被らなくなる恐れがあるためです。
軽さについて言及しましたが、私たちの頭部は体重の8~10%にも及び、それをずっと体は支えているわけで、そこの負担を少しでも減らすべく軽いものを。
また通気性や付け心地が悪いと熱がこもったりするなどして、被っていられないため。
前述の通り被っていられないものは、ヘルメットの意味がありません。
こういった条件を満たすということを考えたら、1万円くらいはかかってしまうのではないでしょうか。
お得にアイウェア、ヘルメットをゲットしよう!
さて、ここまでで
自転車以外にも無茶苦茶お金かかるやんけー!!!
と言われる方が多いと思います。実際私もそうでした。
ここで避けてほしいのは、安く済ませるために怪しげな通販、フリマサイトなどで偽物、破損品、不良品を掴まされること。
そこでこの記事の最後に私が実践している
ロードバイクにかかる消耗品etcを格安でゲットする方法
これをお伝えします。
それはズバリ
これに尽きます。
これを私がお伝えする根拠は
私が過去にイベントで定価の半額以下で、いろいろなものを購入してきたからです。
実際に購入したものを、サクッと紹介していきます。
以上を値段はあえて言いませんというか大雑把でしか覚えてないが、定価の半額以下で購入しました。
ただこの方法にはデメリットがあって
・欲しいものがピンポイントで手に入るかどうかは運次第
・値段がどうなっているかは当日見てみないと分からない
・そもそも行けるイベントがあるか分からない
これらの点だけはどうにもなりません。
逆にこの点だけ注意すれば、定価の半額以下で憧れのハイエンドな機材に手を出すことができるかもしれませんし、普段行くショップでは縁のなかったメーカーの機材との出会いの場にもなります。
またイベントでは店頭と同じ用意実物を見て、ジャージとかは難しいかもしれませんが、靴や手袋、ヘルメットなら試着することも可能です。
私もこのご時世ですが、先日名古屋市熱田区のイオンモール熱田で行われた「サイクルスポーツデイズ2021」に行ってきました。
そしていろいろ買い物しました。何をどれだけ買ったかは怖くて嫁には言えません。
最後に話が本線から脱線しちゃいましたが、この記事でスポーツ自転車の安全対策について興味を持っていただけたら幸いです。
それでは楽しく安全なロードバイクライフを!!
にほんブログ村
コメント