ロードバイクの固いサドルによって引き起こされるあの股の痛み
その痛みを緩和するため、ロードバイクである程度の距離を乗るようになった人が履いているのがレーサーパンツ!
一度この快適性を味わった人はもう戻れない、ある種の中毒性を持ったと言って良いレーサーパンツ
導入するまでのハードルが高い こんな特徴があります。
特に
レーサーパンツの下には何も履かないってマジ!?
この点が最大の障壁となっているのに、異論を唱える方は少ないでしょう。
正直この点だけでレーサーパンツを履きたくないと言っても私は驚きません。
あと履いた時の見た目。
体のラインがハッキリ出るのが恥ずかしい。
それについてはスマン!解決策はただ1つ!!
レーサーパンツ履いてロードバイクを乗り込む、そして
ハッキリ出ても恥ずかしくない体のラインを作ることです!!
ちなみに筆者はそれを体現できていませんが、レーサーパンツ普通に履いてます。
案外自分が思うほど、他人は自分のこと気にしてないですよ?
それにすね毛さえある程度処理出来ていれば見た目もある程度格好つきます。
さて、話をレーサーパンツの実用面に移します。
実用面だけを見ると数キロならともかく数十km、個人的には30kmを超えるライドでは
レーサーパンツを履かない理由はありません!!
異論は認められない、それほどまでにレーサーパンツの快適性は圧倒的です。
そんなわけでこの記事では
- ロードバイクでレーサーパンツを履くべき理由
- レーサーパンツの種類と特徴を解説
- オススメするレーサーパンツの選び方
以上について解説しています!
そんなわけで
レーサーパンツに興味はあるけど、
導入になんか一歩踏み出せない。
なんて悩みを抱えているあなた!!
この記事読んでレーサーパンツ履こうぜ!!
履いた時の見た目?大丈夫。あなたの見た目なんて、案外あなた以外は誰も気にしちゃいないぜ!
ロードバイクでレーサーパンツを履くべきたった1つの理由
ロードバイクに乗る時に、プロを含めてみんながレーサーパンツを履いている理由の最たるもの、それは
快適にロードバイクに乗る!!
これに尽きます。
レーサーパンツが必要な理屈として良く言われるものが
- ロードバイクのサドルにはクッション性がほぼなし。
- 普通に乗ると固いサドルに股間が圧迫されて痛む。
- サドルと股の間にパッドがあったら、痛みが軽減される。
こういったものです。
現にレーサーパンツを履かずにロードバイクに乗ると股が痛いです。
そのうえ普通のズボンでは自転車に乗るようにピンポイントで股が圧迫されることが想定位されていないためか、この圧迫部位に縫い目があったりします。
この赤丸の縫い目がさらに痛みの元になります。しかし一方で
それならそもそも
クッション性の高いサドルを使えばいいんじゃない?
こう言われるかもですが、
股間の痛みの原因は圧迫だけではありません!
股間の皮膚とズボンやパンツといった衣服が、サドルによって圧迫されながら擦れる、いわゆる股擦れも痛みの原因の1つです。
前述の圧迫による痛みだけでなく
股擦れの予防にもレーサーパンツは役立ちます!!!
「股間の皮膚と衣服が、サドルによって圧迫されながら擦れる」
股擦れの最大の原因とも言えるこの部分が軽減されるためです。
とはいえ0になると言うわけではありません。
私も180km過ぎを走った辺りで股擦れのような痛みが多少起こることがあります。
とはいえ、レーサーパンツを履かない時と比較すれば、
履いた方が断然快適性は上です。
だからこそロードバイクに乗る人のほとんどがレーサーパンツを履いているわけですね。
レーサーパンツの種類と選び方
レーサーパンツは大きく2種類存在しています。
ズボンやパンツのように履くだけのタイプ。
肩紐がついたビブショーツ
以下ズボンやパンツのように履くだけのタイプをレーサーパンツ、
肩紐がついたビブショーをそのままビブショーツと表記します。
これらはどちらが優れているとは一概に言えず、それぞれに一長一短あるため、自身のロードバイクの乗り方や価値観により優劣がつきます。
これらの特徴から
レーサーパンツとビブショーツのどちらを選ぶかは、この2つのうちどっちを重視するかによります。
目標となる200kmという長距離を走る場合でも
200kmなんて長距離、長時間ロードバイクに乗るなら、乗っている間の快適性を重視してビブショーツにするべき!!
パットが股擦れ起こしたら走るの大変だよ?
200kmなんて長距離、長時間ロードバイクに乗るなら、途中で絶対トイレに行くから、その時に事故(笑)らないようにしといたほうがいいんじゃ?
また急にトイレに行きたい!って緊急時にビブショーツ脱いでる余裕ないんじゃ?
このどちらの意見もごもっとも。
個人的なオススメの選び方は
メリットを重視しつつ、デメリットへの対策を考えること。
具体的には
- ビブショーツを選ぶなら、素早く脱着できるようにする。
- レーサーパンツを選ぶなら、股擦れ防止にワセリンやクリーム塗る
また数は少ないものの
「ビブショーツの快適性を持つのに、脱着がとても簡単」
こういったものがあります。メーカーによって「セパレートタイプ」や「クイックビブ」と呼ばれるタイプで
肩掛け紐の上部分とレーサーパンツの下部分が分離する構造にすることで、上記の機能を両立させています。
こんな感じでフックとファスナーで上下が繋がっています。
もちろんトイレで事故しないためには、
緊急時にも慌てず脱着できるよう
ある程度の慣れが必要なのは言うまでもありません。
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オススメ!レーサーパンツの選び方
レーサーパンツが快適にロードバイクに乗るため必須なのは分かった。
でもメーカー、商品が色々あり過ぎてどれを選べばいいか分からん。
そんな悩みを持っている人、少なくないと思います。
そこでここから私がオススメするレーサーパンツの選び方を紹介していきます。
具体的には
- メーカーで選ぶ
- デザインで選ぶ
大まかにメーカーで選ぶ方は実用性をメインで考える場合。
デザイン重視は趣味性をメインとして考える場合です。
レーサーパンツの選び方1 メーカーで選ぶ
まずは実用性を重視して、レーサーパンツをメーカーから選ぶというコンセプトで、実際に私が使用したりで、人に自信を持ってオススメできるメーカーを紹介します!
こちらが今回紹介するメーカー一覧です。
- パールイズミ
- シマノ
- SPORTFUL
安定の国内メーカー パールイズミ&シマノ
まずは安定の国内メーカーシリーズから「パールイズミ」と「シマノ」を。
3選とか言いながら、この2メーカーをまとめたのは推しポイントが似通っているからでもあります。
さてそんな私がウェア関連でまず国内メーカーを推すのは
日本人の特徴をしっかり捉えたウェア設計
これに尽きます。この点で最も特徴的なのがレーサーパンツに欠かせない股のパッドです。
日本人と欧米人は骨盤の傾きが微妙に違います。
そのためロードバイクのサドルに跨った際に、強く圧迫される部位など特徴が異なります。
この2メーカーは日本国内のメーカーだけあって、日本人の骨盤に合わせたパッドを作っています。
まさに日本人の特徴に合わせたパッド、レーサーパンツは長距離走るローディーの強い味方です!
また国内メーカーならではもう1つ「気温に合わせた防寒性能」も特筆すべき特徴です。
ご存知の通り、四季に合わせたウェアの選び方は重要で、適切なウェア選びができないと不快どころか、最悪体調を崩してしまう恐れすらあります。
その点でもこの2メーカーは国内メーカーの強みを活かしたウェア設計をしています。
特に冬用のウェアは走行時の気温帯から適切なウェアが選べるようになっている親切設計。
似たようなこの2メーカーの大きな違いはそのデザイン性。大まかにいうと
- シマノ ⇨ 比較的シンプルなデザインが多い。
- パールイズミ ⇨ シンプルなデザインに加え、派手なものもあり。
特にパールイズミは流行に敏感であるのかアニメ「鬼滅の刃」とのコラボモデル
ローディーの知る人ぞ知るアニメ映画の名作である
「茄子アンダルシアの夏」、「茄子スーツケースの渡り鳥」とのコラボモデル
などなどこれ以外にも楽しいデザインが豊富です。
ちょっとパールイズミのネタ濃いめになりましたが、つまりは
- 無地などシンプルなデザインのウェアが欲しい ⇨ シマノ
- ちょっと攻めた、派手なデザインのウェアが欲しい ⇨ パールイズミ
こういったウェアの選び方がオススメです!
圧倒的コスパ SPORTFUL
ところで
シマノとかパールイズミって高くない!?
良い物なのは分かるけど、この値段は手がでない…
そんな人にオススメしたいのが次に紹介するSportfulです。
Sportfulとはイタリアのメーカーで、1972年創業の老舗です。
しかもプロチームにも積極的に機材供給しており、有名どころで言うと
ペーター・サガンとの異例の10年契約
一時期、私の好きなTrek Segafuredoにも供給していた時期もありました。
個人的にはこのウェアのデザインが自分史上1、2位を争うレベルで好きでした。
さて、個人的な話のついでに私が初めてこのブランドの存在を知ったのは、名古屋のワイズロードでのこと。
なぜかこのブランドのウェアだけ他と比べて安い!
と調子に乗って、ジャージ2着にレーサーパンツ1着購入したのはいい思い出です。
あれから数年経ちますが、現在もその神コスパは健在。
プロ選手が使うモデルも他と比べたら安いです!
またその下のグレードでも十分ロングライドに耐えうる性能があります!
ちなみに購入は公式ホームページでも可能ですが、オススメは期間限定のセールで大きな割引が見込めるワイズロードオンラインがオススメです!
とはいえ身につける物です。実店舗でサイズ感の確認だけは欠かせませんのでご注意を!
レーサーパンツの選び方2 デザイン重視で選ぶ
さてここまでレーサーパンツの性能面や価格面という点に焦点を当ててオススメメーカーを紹介しました。
次に提案するのはこれらをある意味二の次にしたデザインを重視する、まさに趣味性の高い選び方です。
その一例として私がオススメするのがズバリこちら。
「推しの選手と同じウェア」
もちろんプロが実際に使用しているモデルということで、性能は折り紙付きです。
その分財布に優しくないという面もありますが、同じデザインで一部使用を変えて価格を抑えたモデルもあり、予算に合わせた購入も可能です。
例えとして私の推しの
UCIワールドツアーチーム「TREK Segafredo」
こちらを例に紹介します。
現在はイタリアのウェアブランド「Santini」がウェアを供給しており、ProBikeKitでウェアの取り扱いがあります。
こちらの画像のように、同じようなデザインでいくつもラインナップがあるのが分かります。
記事執筆時、私は購入ボタンを押す衝動を抑えるのに必死です(笑)
もちろん推しの選手は3次元に限りません。
その面で最もメジャーなのは弱虫ペダルの各キャラクターでしょう。
「ロードバイクに楽しく乗る!」
この点を最も重視するならデザインを重視せず選ぶ選択肢はあり得ません!
まとめ
今回レーサーパンツの必要性と私がオススメするメーカー、レーサーパンツの選び方を紹介しました。
レーサーパンツはロードバイクを快適に乗るために必須のアイテムで、履くことで
- サドルの圧迫による痛み
- 衣服がサドルに圧迫されながら擦れる股擦れの痛み
これらの痛みを軽減することができます。
またレーサーパンツにはパンツモデルとビブショーツの2種類があり
レーサーパンツ (パンツモデル) | ビブショーツ | |
価格 | 高 | 安 |
パットのフィット感 | 高 | 低 |
脱着のしやすさ | 脱着が手間 | 楽に脱着可能 |
腹部の圧迫感 | 無 | 有 |
こういった特徴があり、それぞれの使い分けは
この2点のどちらを重視するかによって選り好みすることをオススメしました。
また数は少ないものの、「クイックビブ」や「セパレートタイプ」と呼ばれる、両者の良いとこどりした商品もあります。
その独特な脱着に慣れる必要があるけど、とても良い商品だと思います!
ところでレーサーパンツってビブショーツやらなんやらもあるけど
いろいろなメーカーからいろいろ商品のラインアップがあって
結局どう選べばいいの?
レーサーパンツの選び方はズバリ!
- 性能、コストをメインに考えてメーカーで選ぶ
- 趣味性を第一に考えてデザインで選ぶ
この2択のどちらかに主軸を据えて考えましょう!
レーサーパンツのオススメメーカーとして
- パールイズミ
- シマノ
- SPORTFUL
デザイン重視で選ぶ際のオススメとして
「推しの選手と同じウェア」
こちらを提案しました。
ここでいう「推し」とは
3次元に限らず2次元でも全然アリです!
この記事でちょっとでもレーサーパンツの
快適なロードバイクライフにレーサーパンツは欠かせないな
これを機にもうちょっと良いレーサーパンツ買おう!
こう思って貰えたら嬉しいです!
皆さんが快適で楽しいロードバイクライフを送れますように。
以上、kon-masでした!
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