前回の続きです。
ここからはでかい金額が動きます。変速、ブレーキなど一式とホイールです。
まあ2台目が欲しいってさらにでかい金額を掛けようとしてますがね。
他人がお金をバカスカ使っているのを見ると楽しいですよね。
この記事が
- ロードバイクのコンポーネントの交換を検討している人
- 初めてホイールの買い替えを検討している人
こんな人の参考になったらいいなと思います。
まずアップデートした結論として
無茶苦茶良かった!!!!
ただそう思えたのは
- アップデートする目的と物がしっかり一致していた
- 想定していなかったメリットをがっつり受けた
これらが要因なので、そういったことに触れながら紹介していきます。
そしてこの記事を通じて
- 凝り性でロードバイクをがっつり楽しむつもりの人は最初に良いのを買おう!
- ↑ の大雑把なオススメはコンポーネントがシマノ105以上。特にシフトレバーとブレーキ。
- ホイールのアップグレードはまず「なんのために」という目的をもって選ぼう
これらのことが読んだ方に伝われば幸いです。
坂が楽になると信じて 32Tが欲しかった105
105へ交換するきっかけ
以前ネタとした交通事故
と、その時にホイールをシマノRS21にしましたが、そこでショップの店長に
このホイール、11速対応してるから(笑)
(コンポ一式乗せ換えれるよ)
こう言われてからずっと
今の9速から11速になったらどうなるんだろう?
と気になってしょうがない状態でした。
しかもシマノのコンポーネント一式のラインナップの1つ「105」が上位グレードに合わせて11速化したばかりで、雑誌などでべた褒めされているのを見ると、物欲が高まって仕方ない状態になりました。
シマノ105に求めたもの
当時の切実な問題として、坂がとにかくしんどいというものがありました。
短い坂でもしんどい、それが東海地方のヒルクライムのメッカ、二ノ瀬峠なんてチャレンジした日には足をつかずに登り切れることはない、そんな状態でした。
現に2回チャレンジして2回とも途中でリタイアしてました。
そこでちょうど目についたのが、シマノ105の11速化では最大で32Tという大きなギア、いわゆる乙女ギアが付き、ヒルクライム時に足への負担が軽減できるというレビュー。
もしやこれで坂が楽になる!?
そしてちょうど良い(?)タイミングでボーナスが入ったのもあり買っちゃいました。
シマノ105を実際に使ってみて
シマノ105を実際に使ってみて
実際に使ってみたらやっぱりヒルクライムが楽になって、ロードバイクがより楽しくなりました!!
とか書けたら良かったんですが、逆に世の中そんなに甘くなかったです!
というのも大きなギアが使えるようになったことで確かに足への負担は減りました。
ただ負担が足と心肺機能へ分散されただけで
結局ヒルクライムがしんどいことには変わりませんでしたorz
ただ「楽になった」と言えないだけで、「登れるようになった」という点では、105の導入による目的は達成されたと言えます。
そして想定外に良かったのが
変速操作・ブレーキの利きがTiagraと比べ物にならないくらい軽い、楽になった
この点です。
カスタム履歴1でお話ししたとおり、シフトレバーについてはシマノのSora、Tiagraと使ってきましたが、この2つの差は大きく感じませんでした。
しかし、Tiagraから105へ変えたのは、この鈍感なことに定評のある私でも明らかに分かるレベルです。
納品後に確認で店の周りを走った時の変速1発目で気付いたレベルで違いました。今までぐっと押し込んでいたのが、指でスイッチを押すくらいの感覚で変速できたのには本当にびっくりしました。
価格は工賃込みで確か8万円くらいです。もはやしっかり覚えていませんが。
もっといいホイールが欲しい!! ボントレガーのホイール
ホイール買うきっかけ
コンポーネント一式が105になって数か月たつ頃、確かに走りは楽になったけど早く走れるようになったわけじゃないのにしびれを切らし、その原因をホイールに求めたのがきっかけです。
シマノのRS21は確かに良いホイールです。
しかし良いホイールという前に、厳密にはこの一文が隠れています。
「値段の割には」
定価17,000円ちょいとのことで、ホイールの中では安価な部類です。
そんな軽いわけでもない、でもトータルバランスがいいんだろう、よく回るという印象で良いクチコミを多く見るホイールになりますが、それなりの金額のホイールと比べると劣ります。
そこで「それなりの金額」のホイールが欲しくなったわけです。
ホイール買うのに考えたこと、買ったもの
ホイールが欲しいと思ったときに、まず考えたのは
ここですね。
ちなみに私は早く走りたい、特にヒルクライムをもうちょいましに走れるようになりたいということを考えました。
ここで軽量ホイールという大きな方針が決まります。
もしもヒルクライムなんかしないから平坦で無双したい、こういった理由なら、重いけど平地巡行にとても有利なディープリムホイールが候補に入るでしょう。
また見た目を重視する場合にもディープリムホイールも候補に。
リムが高い分、そこにでかでかとロゴが入ると一気にかっこよくなります。
さて話が逸れかけましたが、次にホイールの素材について。
ここはすぐにアルミに決めました。予算の問題もありますが、自分にカーボンが取り扱えるほどのデリケートさはないと判断したためです。
特にリムブレーキモデルだと、ダウンヒル中のブレーキングによって発熱し、破損する可能性があるため、かなりデリケートな操作が求められるため、自分には不向きと判断しました。
さてここまで決まったら、後はどのメーカーのどのモデルにするかという点のみ。
結局買ったのはボントレガーのレースXライト
今ではモデルチェンジして、後継はParadigm Comp TLR Road Wheel
TREK傘下のパーツメーカーであるボントレガーの、アルミリムの最上位モデル。
たまに行くショップでホイールの値引きに、一定金額以上のホイールに対して、スプロケットとタイヤのプレゼントというキャンペーン中に、乗っかって買いました。
また決め手としては、「TREKとボントレガー」という趣味性の高い組み合わせが気に入ったのと、あまりこのホイールに乗っている人を見たことがなく、
「他の人とは違う、自分だけの愛車」
こんな感じが出るのも、趣味的な魅力が高いと感じたからです。
買って数年乗っていますが、コレに対する不満はありません。
RS21と比べかなり軽くなったのはヒルクライムで明らかに感じますし、平地での巡行速度も上がったような気がします。仮に買った当時へ戻って選び直せと言われてもコイツを選ぶと思います。
ちなみに比較対象として
シマノ デュラエース WH-R9100-C24-CL-F
カンパニョーロ シャマルウルトラ
Fulcrum レーシングゼロ
この辺と悩んで、予算、クチコミ、スペックなどを、あまり知らないながらも比較して、決めました。
まとめ
以上が私のロードバイクの大きなアップグレードの履歴になります。
これを通じて冒頭でも書きました
- 凝り性でロードバイクをがっつり楽しむつもりの人は最初に良いのを買おう!
- ↑ の大雑把なオススメはコンポーネントがシマノ105以上。特にシフトレバーとブレーキ。
- ホイールのアップグレードはまず「なんのために」という目的をもって選ぼう
これが読んだ方に伝われば幸いです。
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