ロードバイクで長距離・長時間走る場合には、早朝、夜間といった暗い中走ることもあると思います。
そんなとき安全に走るために必須なのがライトですよね。
とはいえライトならなんでもいいわけではありません。
- 光量が不十分で全然前が照らせない。
- 電池の保ちが悪く、すぐ消える。
こんなライトはたとえ安くてもいらないですよね。
だからと言って有名メーカーのハイエンドライトなんて、とても手が出ません。
他にも欲しいものもあるし、ライトだけにこの金額出せない。
欲しいのは必要な性能を満たした上で、そこそこの価格のライトですよね。
ところで、さっきのライトより高性能のものが
半額以下の価格であると言ったら気になりません?
それがこのオーライトのRN1500です!
というわけでここは、この耳馴染みのないオーライトのRN1500というライトを紹介する記事です。
- オーライトって?&RN1500の基本スペック
- 実際に使ってみた。RN1500使用レビュー
- RN1500オススメできる人&できない人
この記事を読めば、これまで聞き馴染みのなかったであろうオーライトというメーカーとRN1500というライトが、自分に合うかどうかまで分かるようになります。
RN1500は夜間早朝で闇夜をしっかり照らせる、日中の長時間デイライトとして使える。1台で主要な役割をしっかり果たせるコスパ最強ライトです!
そもそも販売してるオーライトって?
そもそもライト以前にオーライトって聞かないメーカーなんだけど?
こう思ったローディーも結構いますよね?
確かにロードバイク界隈での知名度はイマイチですが、2007年創業の各種ライトを取り扱うグローバルなメーカーです。
また取り扱っているライト類のラインナップは多岐に渡ります。
日本人に聞き馴染みがない理由は、日本法人が2021年創立と日本進出が比較的最近という点が大きいと思われます。
故に「オーライト 怪しい」といったワードでよく検索されているっぽいですが、現状ホームページや口コミなどを見ると、いかがわしい企業ではなさそうです。
オーライトのロードバイク用ライトラインナップ
ちなみに自転車関連の商品ラインナップはこちらです。
このようにフロントライト5種、リアライト4種、前後ライトセット商品が1種で全てです。
また早朝、深夜といったナイトライドをよくする人であれば
一部のヘッドライトは導入検討する余地があるかもです。
と思ってたら新たにハイエンドライト「RN2000」が新発売。(2023年9月20日追記)
最大出力2000ルーメンに500ルーメンで10時間越えて使用可能。
しかも定価で12,000円切り、セールではまさかの9,000円切り!
というわけで通勤用のちょっとしたものから、ロングライドのメインライトにできるライトまで一通り揃っています。
この中でも私はロングライドのメインライトとして「RN1500」を使っています!
最もオススメ!RN1500徹底紹介!
さて私がオーライトのRN1500をメインライトで使っていると言いました。
- 早朝など真っ暗な時でも使える明るいライトが欲しい。
- 充電など管理の手間が少ないものがいい。
- なるべく低価格。コスパにはこだわりたい。
これらの理由でライトを探していたところ、RN1500に辿り着き、現在に至るまで使い続けていますが、ここからはその理由について書いていきます。
まずは主要スペック
まずはRN1500の主要スペックがこちら。
ここで注目するべきは最大出力と大容量バッテリーです。
ここまでの出力があれば、街灯などのない真っ暗な道でも十分以上に前方を照らせる、というか照らし過ぎで、逆に眩しいと対向車から怒られるレベルです。
また照射パターンもバリエーション豊かです。
ランタイム | |
パターン1(1500ルーメン) | 1時間40分 |
パターン 2(750ルーメン) | 4時間 |
パターン3(300ルーメン) | 12時間30分 |
パターン4 0~750LM(ストロボ1) | 11時間30分 |
パターン5 0~750LM(ストロボ2) | 10時間 |
しかもこのレベルのライトがまさかの1万円どころか9,000円切り、まさかの8,895円!
しかもあくまでこれは定価。公式サイトでたまに開催される期間限定セールでさらに8000円すら切ることがあるのが、さらにヤバいところ。
とはいえ単品ではそのヤバさが分かりにくいと思うので、比較してみます。
最大出力・持続時間 | 価格 | |
オーライト RN1500 | 1500ルーメン・1時間40分 | ¥8,895 |
CATEYE VOLT1700 | 1700ルーメン・2時間2時間 | ¥29,700 |
CATEYE AMPP1100 | 1100ルーメン・1時間30分 | ¥12,773 |
LEZYNE LITE DRIVE 1200+ | 1200ルーメン・ 2時間 | ¥14,740 |
こうやって比較すると圧倒的ですね。
故にここまで安いから怪しいとかって言われるのかも(笑)
ただここまで安いにも関わらず、公式ホームページに掲載してある口コミでも極端に悪いと評価するものがありませんし、私も使用感としては悪くありません。
<2023年9月20日追記>新商品RN2000が登場した影響か、現在実施されてる期間限定セールでは6,226円という超特価で販売されています。
次で前述したスペック表からRN1500の「ここがイイ!」ってポイントを紹介してきます!
オススメポイント1 大容量バッテリー
まずはスペック紹介でも少し触れた大容量バッテリーです。
ここまでの大容量バッテリーがあるからこそ、最大出力1500ルーメンとか最大利用時間12.5時間といった仕様を実現しているわけですね。
個人的には最大出力ではなく、そこそこの光量で長時間点灯くれる方がありがたいのと、ストロボで長時間点灯できるのがデイライトとして使うので嬉しいところです。
加えて実はこの大容量バッテリーをモバイルバッテリーみたく使うこともできます!
ただしRN1500には端子がUSBのType–Cしかないので、Type–Cからスマホへの接続ケーブルが必要ということで、現状では使う人を選びそうな感じですね。
オススメポイント2 充電端子はUSB Type–C
オススメポイント1でも触れました。
RN1500の充電端子はUSBのTypeーCです!
独自規格でもmicroUSBでもminiUSBでもなくType–Cです。
それが何?と思われるかもですが、
Type–C導入には大きなメリットが2つあります!
- 急速充電が可能!充電の高速化でライド前準備も高速化!
- 充電端子の統一化でロングライドの荷物が減る!
前者、急速充電については、今回でいうライトなど機器側の適応にもよりますが、一般的にmicroUSBやLighting端子よりも早く充電することが可能です。
というのもロングライドの準備で充電するものって多いですよね。
前後ライト、サイクルコンピュータ、モバイルバッテリーなどなど
そのため急速充電によって各機器の充電時間を短縮できれば準備時間も短縮できる、大きなメリットがあるというわけですね。
人によってはデジタルカメラやアクションカムが増えるとなると、余計にこのメリットは見過ごせません。
後者、充電端子の統一化は、最近発売されたサイクルコンピュータの多くにこのUSB Type–Cが使われているため、それぞれの充電ケーブルを兼ねることで荷物を削減することができます。
ケーブル類は重量的には大したことないけど、万一忘れて何か充電できないとなるとストレスが半端ないです。
また欧州ではスマホなど一部の電子機器についてType–Cの充電端子を設ける仕様にすることが法律で義務化されるため、その影響で日本でも今後発売される電子機器の充電端子はType–Cとなることが予想されます。
オススメポイント3 GARMINマウント
最後に紹介するのはロードバイクに取り付ける部分についてです。
この部分もまた汎用性が高く、ライトを様々な場所に取り付け可能です。
王道のハンドル上部
ハンドルの上をスッキリさせたい。ハンドル下
ナイトライドで目線の先を照らせるヘルメット上
実用的なのはこの辺りでしょうか。
ここが独自規格など汎用性に乏しいと、ライトを付けたい場所に付けられないなど不満が出るポイントになります。
RN1500の使用レビュー
そしてここからは私が実際使ってのメリット・デメリットを紹介していきます。
あくまで私の主観になり、感じ方は人それぞれという点はご了承ください。
というわけでまずは結論。
- シンプルなボタン操作など操作感、普段使い◎
- 必要十分な付属品
- 逆さ付けした時のことをもうちょい考えて欲しい…
レビュー1 シンプルなボタン操作など操作感、普段使い◎
まずは普段の操作感のレビューから。
操作感の結論は見出しの通りシンプルなボタン操作などが◎です!
というのもRN1500のボタンは上部の1つのみです。
操作はこのボタンをクリック、ダブルクリック、長押しで電源のオン・オフ、モードの切り替えを行いますが、このボタンが押しやすく操作感に優れます。
この「押しやすさ」って大した意味がなさそうに思えますが、冬場のサイクリングで厚手の手袋してると、ボタンを押せてなくてイライラすることがあるので、地味に重要です。
RN1500のボタンは軽く押せるし押したら「カチッ」っと、ちゃんと感覚で押せたって分かります。
また走行中の給電もしやすいような位置に、充電端子があるのも嬉しいところ。
この端子のカバーもしっかりしてるので、防水も経年劣化もあまり心配しなくて良さそうです。
レビュー2 必要十分な付属品
次のレビューポイントは、付属品についてです。
- ハンドルマウント✖️1
- GoProマウント✖️1
- シリコンストラップ✖️1
- USB-C充電ケーブル✖️1
- 3mm六角棒レンチ✖️1
- 取扱説明書✖️1
この中でも嬉しいのが
多彩な装着場所を想定した2種のマウントとシリコンストラップ。
まずはハンドルマウント。作りはしっかりしていますし、様々な場所へ装着できるように長さの異なる4つのシリコンストラップが付属しているのが嬉しいところ。
こういった場合によくゴムバンドが付属してる場合がありますが、ゴムバンドだとすぐズレるし、経年劣化でちぎれたりするので、こういった点に強いシリコンなのは嬉しいポイント。
もう1つのGoProマウントはハンドル周りをスッキリさせたい時、ハンドル下にライトをつける場合に使えるマウントです。
とはいえ、取り付けたい場所とGoProマウント間のアダプタが必要になるので別途購入が必要なのです。
しかし使用するハンドル、ステムによってベストなアダプタが異なるので、流石にここまではカバーできないようです。
ただ唯一、欲しかった付属品が1つ。USB Type–CとType–A変換アダプタです。
せっかくライトをモバイルバッテリーとして使えるから、それがちょっとでも使いやすいようにってパーツがあればと思いました。
とはいえこの価格でそこまで求めていいのか?という気もします。
レビュー3 逆さ付けした時のことをもうちょい考えて…
最後にレビューするのが、今の私のように、ライトをハンドル下に逆さ付けしている場合に気になるところ。
というのも、唯一の操作ボタンがライトの上部に付いてるんですよね。
ただ単にボタンがこの位置程度では、操作的にはほぼ問題ありません。
問題はこのボタンが電池残量を示すインジケーターも兼ねてることなんですよね。
インジケーターが見えないと、電池残量が少なくなっても気付かないよね。
いきなりライトが消えたりなんかしたら危ないです。
これがライトの後ろとか逆さ付けした状態でも分かる位置にもインジケーターがあるとか、マウントが上下付け替えれるといったことができれば、もはや言うことなしですね。
RN1500 こんな人にオススメ!
という感じでスペックやら使用レビューらを紹介していったところで、このRN1500がどんな人にオススメできるのかを説明します。
そしてまず結論ズバリRN1500がおすすめできるのは、
コスパ最強ライトを求める人
&
一通りの機能を1台に集約したライトが欲しい!
こんな風に考えてライトを探している人です。
これまで紹介した仕様で、夜間のメインライトからデイライト、果ては非常時のモバイルバッテリーと多彩な使い方ができる、これだけでもすごいのにさらに価格が9千円を切るのは正直やりすぎな気もします。
逆にRN1500をオススメできないのは通勤用などちょい乗りに使うライトを探してる人。こんな人には正直言ってオーバースペックです。
いくらコスパ最強のメインライトとはいえ、8千円後半という価格はちょい乗り用として使うにはちょっと手を出しにくいところ。
そんな場合は同じくオーライトのRN400やWyvern(ワイバーン)がといったところを候補とした方がいいかもしれません。
まとめ
というわけでオーライトのフロントライトRN1500の紹介でした。
最後に記事のおさらい、まずは主要スペックからです。
最大の特徴はなんと言っても最大出力と大容量バッテリーでしょう。
しかも使う上で嬉しいポイントが3点。
そんなメインで使うライトとして十分な性能、機能を備えてお値段なんと8,895円という衝撃価格。
しかもこれはあくまで定価。
期間限定セールでは7千円を切ります!
そんなRN1500ですが、私が実際に使ってみた感想がこちら。
- シンプルなボタン操作など操作感、普段使い◎
- 必要十分な付属品
- 逆さ付けした時のことをもうちょい考えて欲しい…
そして仕様や私が使った感じから、RN1500はこんな人にオススメです!
逆にRN1500をオススメできないのは通勤用などちょい乗りに使うライトを探してる人。こんな人には正直言ってオーバースペックです。
そんな人には同じくオーライトのRN400やWyvernがといったところを候補とした方がいいかもしれません。
こんな内容で今回もお送りしました。
このブログでは不定期にですが、ロードバイクでのロングライドを快適に楽しむノウハウやアイテムについて発信していきます!
このブログがあなたのサイクリングライフをより楽しくできますように!
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