いつぞや
大人の趣味としてサイクリングって良いよね!!
こんな記事をいつぞや書きました。
今回はその次のステップ。
ロードバイクに興味がある!
でもどんなロードバイクを買えばいいの!?
そんな声にズバリお答えします。
特にこんな人にはこの記事はピッタリです!!
逆にこんな人にはこの記事が向かないかもです。ごめんなさい。
それでは以上のように私が論ずる根拠を独断と偏見100%で解説します。
プロチームが使ってるメーカーをなぜ推すか?
まずはロードバイクのメーカー選びについてです。
私が推すのはツール・ド・フランスなどのプロのサイクルロードレースで使われているメーカーです。
例えば我らがTREKはTREK Segafredo
新城幸也選手が所属するバーレーン・ヴィクトリアス
別府史之選手、中根英登選手が所属するEFエデュケーション・NIPPO
ツール・ド・フランスなどのレースには出れないながらも日本にもあります。シマノレーシング
これらのプロチームの使うメーカーをオススメする理由は
フレームの各部分の長さ、太さなどに考えられた根拠があり一定の安全性があるということ
サイクルロードレースはロードバイクと言う機材を使ったスポーツであるがゆえに、メーカーはレースに勝てるロードバイクを作りますし、そのために日々研究開発がされています。
つまりロードレースで使われるロードバイクはトッププロと言う化け物が
- フルパワーで扱っても壊れない強度
- ヒルクライムで後れを取らないために追求された軽さ
この両者が高次元で両立されています。もちろんそれ以外にも乗り心地やそしてメーカーにはそのロードバイクを作り上げるノウハウがあります。
初心者向けエントリーモデルなどにおいても、もちろんそのノウハウが受け継がれています。
一方プロチームで使われていないメーカーが全てダメかと言えば、そんなことはありません。
しかし良し悪しの区別は初心者にはとてもじゃないけど出来ません。
圧倒的にロードバイクの形をしただけの自転車が大半だからです。
そういったロードバイクの形をしただけの自転車は特にフレームの各部分の長さ、太さ、耐久性などの根拠が明確ではありません。
それでロードバイクの軽快な走り心地や、少ない力で早く遠くまで行けるといった魅力を十分に感じられないだけでなく
万が一フレームの破断などで落車した場合、メーカーに責任を追及できるのかも分かりません。
もちろん例外となるメーカーもありますが、初心者が見分けるのは非常に困難です。
そのため以上の理由から、安全性、ロードバイクの魅力を十分に楽しむためにも、まずこのメーカー選びでまともなメーカーを候補にしましょう!
TREKというメーカーの特徴
さて前述で「プロチームにロードバイクを供給しているメーカー」をオススメしました。
その中でも私がTREKを選んだ理由を綴っていきます。
独断偏見、趣味嗜好全開でお送りしてまいります。
長所1 プロからのフィードバックに基づく設計、製造
これはプロチームに供給しているメーカーのほぼ全てに共通しています。
プロのロードレーサーほどロードバイクに乗っている人間はいません。
そんなプロから実際に走った感想を、製品にフィードバックされるのは大きな魅力です。
- あの〇〇選手が、このモデルの製作に大きく関わった
- !!
- 新型〇〇が登場!! 〇〇選手のレビューを大公開!!
- 〇〇選手がツールを制した〇〇を徹底解説!!
こういうのみんな大好きですよね。
私ももちろん大好きです!!!
中でもすでに引退してしまいましたが、ファビアン・カンチェラーラ選手が開発に大いに関わったとされるエンデュランスロードバイクのドマーネ。
またグランツール完全制覇達成者として知られるアルベルト・コンタドール選手のエモンダのレビュー
またUCIワールドチームの一員として走る、数少ない日本人別府史之選手がエモンダを語った動画
この辺が私は大好きです!!
「自分の好きな選手と同じバイク」というのはとても魅力的ですが、価格的に厳しい。
ですが同じメーカーとか、同じモデルのミドルグレードとかであればゲットするのも現実的でしょう。
「あの選手と同じ(メーカーの)ロードバイクに乗れる!!」
そんなロードバイクライフは魅力的じゃないでしょうか!?
ただしそういう意味ではTREKでなくてもいいでしょう。
でも私はTREKが大好きだーー!!!
五輪メダル惜しかったぜモレマ!! 頑張れチッコーネ!! 頑張れピーダスン!!
長所2 メタボでも乗れるTREKバイクは125kgまで大丈夫!
さてここから本格的にTREKの魅力について語っていきましょう。
まずは表題の通りその強度。
ほぼすべてのモデルで重量制限125kgとわざわざ記載してあります。
他のメーカーではスペック一覧にこの辺の情報がなかったりします。
125kgの人と言うと、それだけでかなりレアな存在。
そんな人が乗っても支えきってやるぜと宣言している。それだけTREKが自信を持っている部分だと思います。
長所3 グループ展開に魅力! 傘下のパーツメーカー「ボントレガー」
ロードバイクは当たり前の話ですがいろいろな部品の集合体です。
「フレーム」 + 「コンポーネント(変速及びブレーキ)」 + ペダル、ハンドル、その他もろもろ
大雑把にはこんな構成です。実際には数え切れない程のパーツが組み合わされています。
ここでTREKの良い所が、子会社にパーツメーカーを持っています。
その名も「ボントレガー」!!!
TREKの完成車には変速やブレーキといったコンポーネント以外は大体ボントレガーのパーツが使用されています。
このフレーム単体だけでなく、ホイールなどのパーツ構成などを含めたトータルでロードバイクの設計が出来るという点はTREKの大きなメリットでしょう。
「この寸法、強度、重量でこのパーツが必要!」となったらボントレガーで作ればいいんですから。
他のメーカー品を使えば確かに研究開発費や製造費といったコストは減らせます。しかし
しかしこのフレームの性能を発揮するにはこのパーツが必要なんだ!!
こんな漢気さえ私はTREKというメーカーに感じます。
またライド中の安全への啓発に熱心に取り組んでいるメーカーでもあり
ヘルメットに独自の技術で頭部を守るWaveCelヘルメットの開発や
日中のライドでも前後ライトを点灯することで、車からの視認性を上げて事故に遭わないように!という働きかけをしています。
売って終わりではなく、安全を希求するための製品を作り続ける姿勢にはかなり好感が持てます。
短所1 取扱店が地域によって偏る!?
長所ばかり紹介してヨイショしたい気持ちはありますが、短所も正直に書きます。
そうじゃないとフェアじゃないし、それが逆にTREKへの背信になると考えるので。
まずは店舗数が地域によって偏りがある点。
というかそもそもスポーツ〇ポとか、サイクルベース〇さひとかといったチェーン店ではTREKの取り扱いがありません。あるのはワイズロードくらいだと思います。
2021年9月現在でTREKの公式ホームページから確認できる取扱店の総数が286店舗ほど。
そのうち直営店が全国で21店舗です。
なんだかんだ直営店が新しくオープンしたというSNSの投稿をよく見るので、どんどん拡大していくでしょう。
正直私の住む市内には直営店も取扱店もありませんが、近隣の市町村に複数あるのでそこまで問題に思ったことはありません。
しかしチェーン店の展開力という長所に乗っかれないというは短所ですね。
短所2 通販始めたらしいけど使いづらい?
これは本当に私見です。通販に慣れていない私の感覚なので、慣れた人からすれば違うのかもしれませんが。
またホームページに記載されている感じだと、結局最寄りのTREK販売店に行って受け取る必要があるため、結局はショップへ行く必要がありそうです。
というわけで注文が可能なだけで、通販と呼ぶには些か疑問符が付きます。
しかしその点については私は肯定的です。
組み立てや調整で乗り心地が全然変わってくるロードバイク。
アフターケアを万全にする観点から、整備スキルが不十分なビギナーは購入時からショップとの繋がりを持つべきでしょう。
短所3 あまり値引きしない?
あとこれはお小遣いの範囲で頑張るパパローディーには厳しい話です。
TREKさんは値引きにシビアです(私見100%)
昨シーズンの型落ちとかで値引きされているのは見たことがあります。
しかしそれ以外ではほとんど値引きされているのを見たことがありません。
あたおかなレベルで値引きされるワイズロードさんのわいわいセール
ここでも商品ラインナップの1つとして挙がりますが、ネット上では「ASK」と記載されるだけで店頭行かないと分かりません。
私の近所にワイズロードがないので直接店頭でいくら値引きされていたのかも分かりません。
こういったことから、TREKは商品の値引きについてはかなりシビアです。
しかし一応フォローしておくと、それだけギリギリの価格を定価設定しているんでしょう。
TREKの主なロードバイクラインナップ
さてここからTREKのロードバイクラインナップについての私見を綴っていきます。
マドン
TREKの誇るエアロロードバイク。
いかに空気抵抗を削るかというだけでなく、サドル下のシートチューブを独立させることで、
「エアロ」 + 「乗り心地」 を高い次元で両立させたモデルです。
機能的な部分も申し分ありませんし、見た目やプロレースでの実績など趣味性も高いバイクです。
公式のプロモーション
この動画もカッコいいんだよなあ。アップされた当時何度見たことか。
難点があるとすれば
- 金額が財布に優しくない
- 性能を発揮できるほどの速度域まで持って行く脚がない。
そんなところでしょう。
後者について、イベントなどで試乗したことがありますが、試乗会ではこのマドンの凄さを体感できる速度域を出せないので、いざ購入したところで私に彼の魅力を引き出せるかとても不安です。
とても買える値段ではありませんが。
エモンダ
TREKの軽量オールラウンドモデルです。
ラインナップに加わった当初は、ただ軽さにパラメータを全振りしたと一部でキワモノ扱いされてました。
しかし今ではモデルチェンジを繰り返し、プロのレース、特に山岳ステージではほぼ間違いなく使用されるモデルです。
実際に試乗会で少しだけ乗ったことがありますが
- 数値的な重量が軽いうえ、乗ってもその軽さを感じる。
- 軽量バイクとはいえ、デブが乗っても大丈夫!しっかり受け止めてくれます。
- 踏んだ分だけ進む!無駄にダンシングしたくなる。
キワモノ扱いしていた一時期の自分を殴りに行きたいレベルの性能です。
ちなみにコイツのプロモーションもカッコいいんだよなあ
しかもこのモデルのすごいのは「アルミ」モデルの性能もやばいところ!!
アルミフレームのロードバイクは多くのロードバイクメーカーでビギナー向けにラインナップされています。
アルミフレームはカーボンフレームに比べ安価で、取り扱いもカーボンフレームに比べ、多少雑でも大丈夫といった特性からビギナーに向くと言われています。
他のメーカーにも「カーボンフレーム」顔負けのアルミフレームが「カーボンキラー」と呼ばれていますが、エモンダもその1つに挙げられるでしょう。
ドマーネ
TREKの誇るエンデュランスロードバイク。
プロのレースではクラッシクレースと言う未舗装路や石畳を走るレースで使用されます。
最大の特徴は路面の段差などの凸凹からの衝撃を緩和する「ISOスピード機構」
これを駆ったカンチェラーラがクラッシクレースで無双する様子は見ていて本当にカッコよかった!!
路面の振動を絶妙に軽減し、ライダーの体力を必要なところまで温存させてくれます。
200kmを超えるサイクリングなど、長距離走ることが多いなら相棒として申し分ないでしょう!
しかしながらギミックが積まれている性質上仕方ないのかもしれませんが、他のモデルと比較して重いです。
またプロレースでは使われる場面が限られ、レースで見られることが少なくなって寂しい限りです。
まとめ ~私は2台目もTREKを買います!~
さんざんTREKさんについて好き勝手綴らせていただきました。
ちょっと好き勝手書き過ぎじゃないですか?(怒)
TREK、TREK推しまくりでちょっと引く
こんな声が聞こえてきそうです(怖)
ですがまとめられる限り、私のTREK愛について綴らせていただきました。
前述した通り、長所、短所あるメーカーです。
しかし大人の趣味としてサイクリングをする、そのスタートを切るパートナーを選ぶ先として、私は最も魅力的だと思っています。
今後もTREKに関する情報があったら、私見を交えてブログネタにしますので、お楽しみに!!!
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