ロードバイクを楽しむ中で、パンクによるトラブルは避けられないもの。
しかし、手動ポンプで何百回もシュコシュコするのは、誰もが面倒に感じる作業ではないでしょうか?

もっと楽に、早くパンク修理を済ませたい!!
こんな思いを抱えているあなたに電動エアポンプの導入を提案します。
手動ポンプの労力から解放されるだけでなく、どうせ購入するなら自分にぴったりの一台を見つけたいものです。

私自身、CYCPLUSの電動エアポンプを使ってますが、
その使い勝手や便利さには驚かされました!!
このブログでは、電動エアポンプのメリット・デメリットを詳しく紹介し、私の独断・偏見でピックアップしたオススメ電動エアポンプを比較しています。
この記事を通じて、あなたもパンク修理のストレスを軽減し、自分に最適な電動エアポンプを見つける手助けができればと思います。
結論として、パンク修理に備えて電動ポンプを導入することは、ロードバイクライフをさらに快適にするための賢い選択です。さあ、一緒にその第一歩を踏み出してみませんか?
そもそも電動エアポンプとは!?メリット・デメリット解説

というわけでまずは電動エアポンプの基本的な機能、メリット・デメリットについて解説していきます。
が、このページに来た人は、電動エアポンプに興味があって基本的な機能や役割についてある程度知ってると思うので、ここでは電動エアポンプのメリット・デメリットをメインに解説していきます。

電動エアポンプは
ロードバイクのタイヤへのエア充填を電動で楽に行えるものです。
そんな電動エアポンプには楽に早くエア充填できる以外にも、さまざまなメリットがあります。
- 充填したい圧力を狙って充填できる。
- バッテリー充電で繰り返し使用可能。
- コンパクトで携行しやすいものが多い。
これらのメリットはほとんどの電動エアポンプで共通していますが、一部機種では例外があります。

自分の重視する機能がある機種を
間違いなく選びたいですね。
まず1つ目の充填したい圧力を狙って充填できるのは、その言葉のまま充填したい圧力を設定できるというもの。


従来のパンク修理で使う携帯ポンプやCO2ボンベでは、
エア充填はできても圧力の調整が難しいんですよね。
調整幅も機種により異なりますが、私のAS2PROMAXでは0.1BARもしくは0.1PSI刻みで調整できるので、自分の思い通りに充填できます。
2つ目のバッテリー充電で繰り返し使用できるのは、空気圧の調整と同じくCO2インフレーターとの差別化ポイントです。

というのも楽に空気を充填するだけなら、CO2インフレーターもボンベ内に圧縮されたCO2の力であっという間に出来ちゃいます。
しかしCO2インフレーターで使うボンベは1度だけの使い切り。パンクを繰り返す場合などには複数CO2ボンベを携行する必要がありました。
それが電動エアポンプではバッテリー充電によって繰り返し使用が可能です。

とはいえ当たり前ですがバッテリーが切れると使えなくなるので、モバイルバッテリーを携行する必要性がより高まりますね。
そして最後3つ目のコンパクトで携帯しやすいものが多いのは、出先でのパンク修理を想定すると嬉しいメリット。
多くの電動エアポンプがGoProくらいの直方体で、重量も100〜150g、大きいものでも200g程度とほぼ負担なく携行できます。

一方手動エアポンプは携行性の高いものはその分エア充填のため何度もプッシュしなければいけなかったり、1回のプッシュで多くの空気が入るものは携行性に難がある傾向です。
また前述したCO2インフレーターもCO2ボンベ1〜2回分なら携行性に問題はありませんが、ボンベの本数がそれ以上増えるとちょっと邪魔になっちゃいます。
このように電動エアポンプ、手動エアポンプ、CO2インフレーターを比較すると、携行性と性能を高いレベルで両立させてるのが分かります。
とはいえここまでメリットを挙げましたが、残念ながらデメリットもあります。

その残念なデメリットが音&コストです。
まず前者の音ですが、ポンプ稼働時の音が大きい点は大きなデメリットです。

購入して初めて起動した時マジで焦りました。
YouTubeにこれだけの音がした!ってのがあったので貼りますが、音量注意です!
この点は使用前に要注意です。

人混みの中でいきなり起動したら
絶対周りの人がびっくりした顔で見られます。
続いてコスト面ですが、約1〜2万円と地味〜に痛い出費になっちゃいます。

この価格は他の携帯ポンプやCO2インフレーターと比較しても高価です。
手動エアポンプ | CO2 インフレーター | 電動エアポンプ | |
価格相場 | ¥3,000〜 ¥5,000 | 本体 ¥2,000〜4,000 CO2ボンベ ¥300〜¥800 | ¥10,000〜 ¥20,000 |
あくまでこれは一般的な機種の相場。手動エアポンプもCO2インフレーターも、携帯工具や空気圧計などのプラスαが一体となったモデルはこの相場以上の価格になります。
こう比較するとコストの高さが余計に気になりますが、前述したメリットを考えると導入する価値は私はあると思います。
確かにもう少しコストが抑えられると嬉しいですが、現時点でこの相場以上に安過ぎるものだとバッテリーやらなんやらがちょっと不安です。

とはいえ電動エアポンプは製品として出たばかり。
今後のコストダウンに期待してもいいかもしれません。
ここまで電動エアポンプのメリット・デメリットを紹介していきました。
その上でパンク修理などエア充填時に、手動ポンプの100回以上のプッシュからの解放と時間短縮のため、CYCPLUSのAS2PROMAXを購入しました。
オススメ電動エアポンプ3選と自分に合った選び方
というわけでここから私がオススメする電動エアポンプと、その選び方について解説します。
まずは私の独断偏見で選んだ電動エアポンプがこちら
- CYCPLUS AS2シリーズ
- 日邦電機 ELXEEDーBL01
- TOPEAK E-BOOSTER DIGITAL
そしてこの中から自分の使い方に合った電動エアポンプを選べるように、これらを一覧で比較してみましょう。
CYCPLUS AS2シリーズ | 日邦電機 ELXEED–BL01 | TOPEAK E–BOOSTER DIGITAL | |
重量 | 97〜205g | 108g | 162g |
寸法(mm) 幅・奥行・高さ | 46.5*28*65 43.5*28*70.5 54*32*81 | 45*32*71.5 | 59*35*86 |
最大圧力 | AS2 100PSI PRO・MAX120PSI | 120PSI | 120PSI |
液晶 | AS2のみなし PRO・MAXはあり | あり PSI表記のみ | あり PSI・BAR kg/cm2表記 |
バッテリー | 300〜600mAh | 1000mAh | 600mAh |
充填可能本数 | 6.90BAR 1本 〜8.3BAR4・5回 | 80PSI 3本 | 公式記載なし |
充填ホース | AS2のみ付属なし | 付属あり | 付属あり |
充電時間 | 20分〜1時間 | 1時間 | 45分 |
充填速度 | 2.5分/100PS 2.0分/120PSI 75秒/120PSI | 60秒/80PSI | 50秒/80PSI |
定価 | ¥13,811〜 ¥20,018 | ¥13,800 | ¥16,500 |
最安値 ※楽天販売価格 | ¥12,400 〜¥18,808 | ¥10,499 | ¥13,200 |
引用:各製品メーカー公式HP
CYCPLUSのAS2シリーズはAS2、AS2PRO、AS2PROMAXと3グレードあるためこのような書き方になりました。各グレードのスペックは後述します。
これらスペックの比較表を見てみると、自分に合った電動エアポンプを選ぶポイントとしては価格、充填可能本数、サイズや重量といったところでしょうか。

またスペック表に乗らない機能についても
この後紹介していきます!
オススメ1 CYCPLUS AS2シリーズ
まず紹介するのが、この電動エアポンプを最初に実用レベルに昇華したCYCPLUSさんのAS2シリーズの紹介です。

CYCPLUSさんは中国のロードバイクアクセサリーを取り扱うメーカーで、様々なロードバイクアクセサリーを取り扱うメーカーです。
具体的には今回紹介した電動エアポンプ以外にもスマートトレーナー、サイクルコンピューター、心拍計やケイデンス等のセンサー類など幅広い取り扱いがあります。

CYCPLUSさん自体2014年創業とかなり若い企業ですね。
何気に今回初めてCYCPLUSさんの製品を使います。
そんなCYCPLUSさんの電動エアポンプからオススメ製品として紹介するのが、前述したAS2シリーズです。

CYCPLUSさんの電動エアポンプは他にA2PROとA8というモデルがありますが、これらは持ち運べるサイズではなく、今回の趣旨に合わないので割愛します。
というわけでまずはサクッとAS2シリーズの主要スペックの比較です。
製品名 | AS2 | AS2PRO | AS2PROMAX |
重量 | 97g | 120g | 205g |
寸法(mm) | 46.5*28*65 | 43.5*28*70.5 | 54*32*81 |
最大圧力 | 100PSI | 120PSI(8.3Bar) | 120PSI(8.3Bar) |
液晶 | なし | あり | あり |
バッテリー | 7.4V 300mAh | 7.4V 420mAh | 7.4V 600mAh |
充填可能本数 700*25C | 6.90BAR 1本 | 7.58BAR 2本 | 8.3BAR 4〜5回 |
充填速度 | 2.5分/100PSI | 2.0分/120PSI | 75秒/120PSI |
充電時間 | 20分 | 30分 | 1時間 |
充填ホース | なし | あり | あり |
定価 | 13,821円 クーポン使用価格↓ 13,130円 | 16,927円 クーポン使用価格↓ 16,080円 | 20,033円 クーポン使用価格↓ 19,031円 |
価格 ※楽天市場最安値 | 12,400円 | 15,790円 | 18,808円 |
と、このように3機種紹介しましたが、AS2とAS2PRO以上とで最大充填圧力、液晶表示、充填ホースといった大きな違いがあります。
この違いでAS2とAS2PROで価格差が約3千円ちょいありますが、価格差以上のアップグレードから明らかにAS2PROがオススメです。

そのためこの中での私のオススメは
AS2PROまたはAS2PROMAXです!
そしてAS2PROとAS2PROMAXの違いはサイズ、重量、バッテリー、そして充填本数が異なるだけなので、あなたに合った方を選びましょう。

あくまでこれは一例として私が思ったまま列挙したものです。
これ以外にも自分なりに考えて選ぶのが大事ですね。
- 重量を気にするヒルクライムをメインで乗っている人。
- ボトルゲージに入るコンパクトサイズが欲しい人。
- AS2PROMAXよりコストを抑えたい人
- バッテリー容量、充填可能本数が多い方がいい人。
- エアの充填速度を重視する人。
- 大型サドルバックなどを使っていて、積載場所に余裕がある人。
ちなみにスペック表に記載した公式サイトで使える5%クーポンは様々なところでゲットできますが、実は当サイトでもゲットできちゃいます。

当サイトでゲットできるクーポンコードは
「kerodama5%off」です!
公式サイトや楽天やAmazon、ワイズロードオンラインといった通販サイトなど様々なところで購入可能です。

それ故にお得に買うためには複数サイトの比較が必要です。
参考に執筆時点の主要サイトでのAS2PROの価格比較を貼っときます。
CYCPLUS公式 | 楽天市場最安 | Amazon最安 | ワイズロード オンライン |
¥16,269 *5%OFFクーポンで ¥15,455 | ¥15,780 | ¥16,940 | ¥18,810 |
注:執筆2025年3月中旬時点の価格です。
注意点として公式サイトの5%クーポン以外は記載していません。
そのためこれ以外で各サイトのポイント還元や期間限定で使用できるクーポンなどがある場合は、そこを踏まえて比較しましょう。
そして次にこのAS2シリーズのオススメポイントの1つで紹介したいのがレビューの情報量が豊富だという点です。
というのもCYCPLUSさん、最近の企業らしくブロガーやYouTuberへの商品提供などの広告、広報活動に積極的です。
事実、「ロードバイク 電動エアポンプ」でYouTubeの動画検索をしたら、最初に出てくるのはAS2シリーズを取り扱った動画ばかりです。

特に今はステマに厳しいご時世となり、ブロガーやYouTuberは不満があったら躊躇なく言いますからね。
このメリット・デメリットをちゃんと理解した上で購入を検討できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
そして続いてAS2PROとAS2PROMAXのスペック表に乗らない嬉しいポイントと使用上の注意点について解説します。
- 充電しながらは使用不可。
- 樹脂バルブには付属ホースの使用が必須。
- 使用時は付属の保護カバー装着が必須。

ざっと3つの注意事項を書きましたが、順に解説していきます。
まず充電しながら使用できないのは、充電のType–C差し込み口が使用時の吸気口になるためで、ここが塞がるとポンプに異常な負荷がかかり正常に動かないばかりか故障の原因となるためです。

そもそも電動エアポンプは一気に電力を消費するため、
充電が追い付かないと思われるので
しかもこの点について本体に記載もなく、安全装置的なものもなく充電しながら使えてしまいいます。
そのため知らずに充電しながら使って壊してしまう恐れがあるので気をつけましょう!
続いて樹脂バルブには付属ホースの使用が必須な点について。
樹脂バルブというと最近登場したTPUチューブでよく使用されており、金属バルブに比較して熱や衝撃に弱いです。

そのため樹脂バルブに直接ホースを装着すると
本体の加熱により樹脂バルブが破損する恐れがあります。

対策としては付属の充填ホースを使用することで、熱や荷重が樹脂バルブに伝わるのを防げます。
しかも地味に嬉しいのが、本体と充填ホースを一緒に携行できる防水ポーチが付属している点ですね。

この防水ポーチに一緒に入れておけばホースだけがどっか行くこともないので、せっかく付属してるので使用をオススメしてます。
そして3つ目、使用時には付属の保護カバー装着が必須な点について。
この点は2つ目でも少し触れましたが、電動エアポンプは本体は使用中に熱を持ちます。

それこそ一番熱いときには素手で持っていられないくらいです。
ただこの点は正直気にし過ぎる必要はほぼなく、その理由は購入時すでに保護カバーが装着されているためです。
しかもこの保護カバーの装着しながらでも、使用時はもちろん充電も問題なく行えるのでわざわざ外す必要はありません。

ただ何かの拍子に保護カバーを外してそのまま使用すると
火傷する恐れがあるためくれぐれも気をつけましょう。
以上がCYCPLUSさんのAS2シリーズの紹介でした。
購入やより詳細にこれらの製品が知りたい方のために公式リンクなど必要なリンク先を貼っておきますので参考までに。
あと忘れぬように。CYCPLUS公式さんで使用できる5%OFFクーポンは
「kerodama5%off」です!!
オススメ2 日邦電機 ELXEEDーBL01
続い2つ目のオススメ電動エアポンプとして紹介するのが日邦電機さんのELXEEDーBL01です。

前述したCYCPLUSさんは2014年創業の新しい企業でしたが、こちらの日邦電機さんは1954年創業の歴史と実績のある国内メーカーです。
創業から70年にわたり精密小型モーターに特化し、製品の開発、設計、製造を顧客の要望に合わせてオーダーメードで行うことを得意としている企業とのこと。
そして一般向けには電動エアポンプを販売しており、レジャー用品特化、ボール専用、多機能型など様々な電動エアポンプを取り扱っています。
そんな日邦電機さん、ロードバイク業界にも積極的に参入している企業で、なんと昨年私も行った名古屋サイクルスポーツデイズにも出展しています!

2024年のイベント時にはELXEED–BL01はまだ未登場。
電動エアポンプはちょっと大きいのが惜しいなと覚えてます。
そんな日邦電機さんが2024年10月に満を持して出したELXEEDーBL01の主要スペックをおさらいしましょう。
サイズ的にCYCPLUSさんのAS2PROと競合しそうなスペックなので、比較対象として併記しときます。
日邦電機 ELXEED–BL01 | CYCPLUS AS2PRO | |
重量 | 108g | 120g |
寸法(mm) 幅・奥行・高さ | 45*32*71.5 | 43.5*28*70.5 |
最大圧力 | 120PSI | 120PSI |
液晶 | あり | あり |
バッテリー | 1000mAh | 7.4V 420mAh |
充填可能本数 | 80PSI 3本 ※5.5BAR | 7.58BAR 2本 |
充填ホース | 付属あり | 付属あり |
充電時間 | 1時間 | 30分 |
動作音 | 公式記載なし | 公式記載なし |
充填速度 | 60秒/80PSI | 2.0分/120PSI |
定価 | ¥13,800 | ¥16,927 クーポン使用価格 ¥16,080 |
最安値 ※楽天販売価格 | ¥10,499 | 15,790 |
引用:各メーカー公式HP
価格的にはAS2PROより価格が安いのに、カタログスペック的にはほぼ変わらないように思えます。
ちなみに主要な販売サイトごとで比較したのがこちら。
公式直販リンク | 楽天市場最安 | Amazon最安 | ワイズロード オンライン |
¥13,800 | ¥10,499 | ¥13,760 | ¥11,900 |
注:執筆2025年2月中旬時点の価格です。
こちらもクーポンやポイント還元といった形で、自分にとって最もお得な場所というのが異なるので、お得に購入するには比較が必須です。
ちなみにこのELXEED–BL01もCYCPLUSのAS2シリーズほどではないにしろ、レビュー情報が多くあります。


CYCLESPORTSやシクロワイヤードといった業界誌でも取り上げられてます。
国内メーカーが出したトレンドの製品ということで、期待値高く取り上げられてますね。
またスペック表に載らないながらも嬉しいのが電動エアポンプに手元を照らすライトが付属しているところです。


暗い中でも手元を照らせるのが嬉しいところ。
パンクは明るい暗い関係なく起きますからね。
続いてスペック表に載らないELXEED–BL01を使う場合の注意事項について解説します。
- 爆音につき使用環境に注意!
- 防水性に難あり。雨天時には使用できないっぽい。
- 使用時は本体、ホース根本が熱くなるので火傷に注意!
ザッと解説していきますが、まずは使用時の爆音について。
現状ラインナップされている電動エアポンプのほぼ全てで、使用時にはちょっとビックリするくらいの音がするのは最初方に触れました。
ただ残念ながらELXEED–BL01の使用時の爆音は残念ながらトップクラスなんですorz
その原因として推察できるのが、本体の熱を逃す放熱用の大きな穴です。

前述したAS2PROにはこのような穴はないからというのがその根拠ですが、いずれにせよ使用する場所を選ぶのは間違いなさそうです。
次に解説するのもこの放熱用の大きな穴に関するもので、防水性に難がある点です。

どの機種も防水性に関する記載はないですが、
この穴の存在でリスクは他より大きそうな気はします。
また付属品のポーチも防水性能が期待できるようなものではなさそうです。

晴れた日しかロードバイクに乗らない!って思っていても、予報が外れたりイベントで日程が決まってる場合などやむを得ず乗る場合はあると思います。
その場合に備えて、ジップロックなどの簡易なものでも防水性能のある袋が必要でしょう。
そして最後に使用時に本体・ホースの根本が熱を持つ点について。
使用時に熱を持つのは全機種で共通する事項とはいえ、AS2シリーズであったようなシリコンカバーがついていないので、触る場所によっては火傷の恐れがあるのが注意事項です。
というのも内部の構造や放熱用の穴の存在で、本体の過熱が抑えられていると思いきやそこそこ本体が熱くなる上、充填ホースの根本に至っては火傷するレベルで加熱してしまいます。

この辺実機を詳細プレビューしている
東京〜大阪キャノンボール研究さんを参考にさせてもらってます。


1回の充電でもそこそこ熱くなる上、
連続使用すると本当に持てないくらい加熱するので気をつけて!
以上が日邦電気さんのELXEEDー01の紹介でした。
購入やより詳細にこれらの製品が知りたい方のために公式リンクなど必要なリンク先を貼っておきますので参考までに。
オススメ3 TOPEAK E–BOOSTER DIGITAL
最後に紹介するのはTOPEAKのE–BOOSTER DIGITALです。

TOPEAKさんといえばロードバイクに装着するサドルバッグやトップチューブバッグといったバッグ類や工具類を取り扱うメーカーです。

ローディーで知らぬものはいないほどのメジャーなメーカー。
私もトップチューブバッグと携帯工具でお世話になってます。
そんなTOPEAKさんが満を持して発表したのが、今回紹介する電動エアポンプのE–BOOSTER DIGITALです。

昨今CYCPLUSさんや日邦電機さんが続々と電動エアポンプが出て、それに追随する形での発表となりましたが、その分だけ性能もちょうどいいものが出てきたというのが私の印象です。

というわけで早速主要スペックを見てみましょう!
比較としてCYCPLUSのAS2PROのスペックも貼っときます。
TOPEAK E–BOOSTER DIGITAL | CYCPLUS AS2PRO | |
重量 | 162g | 120g |
寸法(mm) 幅・奥行・高さ | 59*35*86 | 43.5*28*70.5 |
最大圧力 | 120PSI | 120PSI |
液晶 | あり PSI・BAR kg/cm2表記 | あり PSI・BAR表記 |
バッテリー | 7.4V 600mAh | 7.4V 420mAh |
充填可能本数 | 公式記載なし | 7.58BAR 2本 |
充填ホース | 付属あり | 付属あり |
充電時間 | 45分 | 30分 |
動作音 | 公式記載なし | 公式記載なし |
充填速度 | 50秒/80PSI | 2.0分/120PSI |
定価 | ¥16,500 | ¥16,927 クーポン使用価格 ¥16,080 |
最安値 ※楽天販売価格 | ¥13,200 | ¥15,790 |
引用:各メーカー公式HP
この2つだけの比較だと分かりにくいかもですが、スペック的にはCYCPLUSさんのAS2PROとAS2PROMAXの間くらいな印象です。

ただ値段だけはAS2PROと同じかそれ以下ですね。
これが後発の強みというやつでしょうか。
公式サイト記載 | 楽天市場最安 | Amazon最安 | ワイズロード オンライン |
¥16,500 | ¥13,200 | ¥14,025 | ¥16,500 |
注:執筆2025年3月中旬時点の価格です。
こちらもクーポンやポイント還元といった形で、自分にとって最もお得な場所というのが異なるので、お得に購入するには比較が必須です。
ただ発売したばかりのためか1つ残念な点が発表・発売したばかりで情報があんまりないんですよねorz

YouTubeのレビュー動画を検索しても
TOPEAKさんの他の製品が検索で上がってくるんですよね。
あのTOPEAKというメーカーが出すだけに間違いないと思いますが、情報が少ないというのはちょっとマイナスな印象を受けざるを得ませんね。

しかし幸いにも先日行ったばかりの
サイクルスポーツデイズ2025で実機を触ってきました!

というわけで実機を触った感想がこちら。
- 動作音は他機種よりも静か目。
- デカい!重い!でもツールケースには入るサイズ。
- 米式・仏式の切り替えが本体側で行える。
動作音については、他機種よりも静か目。とはいえ自分のすぐ近くでいきなり使用されたら、ちょっとびっくりするだろうなというくらいの動作音は流石にあります。

ネットに転がるいろんな人の測ってみた結果を総合すると
E–BOOSTERDIGITALと他で15dB以上と明らかに差があります。
また重さ、大きさについてはスペックでも言いましたが、ちょうどAS2PROとAS2PROMAXのちょうど中間くらい。
印象としてツールケースに入るギリギリを攻めつつ、その大きさの中でポンプやバッテリーに十分な性能を持たせたといったところでしょうか。
そして最後にこれはE–BOOSTERDIGITAL独自のものになりますが、本体側で米式と仏式の切り替えができる点。

他機種は本体に米式・仏式それぞれに対応するアタッチメントを付けたりで切り替えをしていたところですね。
この切替が本体で行えることで、付属パーツの数を減らすことができ様々なメリットがあります。
- パーツの付け替えをせず、異なる機器のエア充填に使える。
- 細かな部品の紛失・破損リスクが少ない。
- パーツの取り付けミスによるエア漏れが起こりにくい。
これによってパーツを付け替える手間をかけずともロードバイク、車など異なる機器のエア充填が可能となります。
ロードバイクのタイヤ空気圧は気にするけど、車のタイヤ空気圧はあまり気にしていないって人案外いるのではないですか?

安全や燃費向上のため空気圧管理は意外と重要です。
しかも嬉しいkg/cm2表記にも対応しています!
他の電動エアポンプではPSI・BAR表記のみのため、自分で計算する必要がありますがE–BOOSTERDIGITALではその必要がないのは使いやすいですね。
以上がTOPEAKのE–BOOSTERDIGITALの解説でした。
購入やより詳細にこれらの製品が知りたい方のために公式リンクなど必要なリンク先を貼っておきますので参考までに。
まとめ
というわけでオススメの電動エアポンプの紹介でした!
この電動エアポンプを使えば、ロングライドの終盤で疲労困憊な状態でパンクしても、楽に素早くエア充填ができます!

これだけでも十分ありがたいですが、
電動エアポンプにはそれ以外にもメリットがあります!
- 充填したい圧力を狙って充填できる。
- バッテリー充電で繰り返し使用可能。
- コンパクトで携行しやすいものが多い。
しかも最近になって複数メーカーから電動エアポンプが新製品として発表されており、より自分のロードバイクライフに合ったモデルを選べるようになっています!

コストを抑えるなら日邦電機のELXEED–01
大きくても充填可能本数重視ならCYCPLUSのAS2PROMAX
静音性重視でTOPEAKのE–BOOSTER DIGITAL
こんな具合で自分にあった電動エアポンプを選びましょう!
この部分のおさらいとして今回おすすめした機種の比較表を貼っときます。
CYCPLUS AS2シリーズ | 日邦電機 ELXEED–BL01 | TOPEAK E–BOOSTER DIGITAL | |
重量 | 97〜205g | 108g | 162g |
寸法(mm) 幅・奥行・高さ | 46.5*28*65 43.5*28*70.5 54*32*81 | 45*32*71.5 | 59*35*86 |
最大圧力 | AS2 100PSI PRO・MAX120PSI | 120PSI | 120PSI |
液晶 | AS2のみなし PRO・MAXはあり | あり PSI表記のみ | あり PSI・BAR kg/cm2表記 |
バッテリー | 300〜600mAh | 1000mAh | 600mAh |
充填可能本数 | 6.90BAR 1本 〜8.3BAR4・5回 | 80PSI 3本 | 公式記載なし |
充填ホース | AS2のみ付属なし | 付属あり | 付属あり |
充電時間 | 20分〜1時間 | 1時間 | 45分 |
充填速度 | 2.5分/100PS 2.0分/120PSI 75秒/120PSI | 60秒/80PSI | 50秒/80PSI |
定価 | ¥13,811〜 ¥20,018 | ¥13,800 | ¥16,500 |
最安値 ※楽天販売価格 | ¥12,400 〜¥18,808 | ¥10,499 | ¥13,200 |
引用:各製品メーカー公式HP
そんな電動エアポンプにもそこそこのコストがかかるという難点があり、それで購入を躊躇っている人いるんじゃないでしょうか?

ただそこそこのコストと言っても
費用対効果が高いのは私が保証します!
またその部分を克服した?という約5千円の電動エアポンプも世の中あるっちゃありますが、正直精度、耐久性、安全性にイマイチ不安があるので、個人的にはオススメしかねます。
とはいえ電動エアポンプは製品として登場したばかりでまだ改良の余地があり、性能十分な状態で価格が下がる可能性もあります。

今後また新たなオススメ新製品が出た場合はブログやSNSで紹介します!
ここまでお付き合いありがとうございました!
このブログでは不定期にですが、ロードバイクでのロングライドを快適に楽しむノウハウやアイテムについて発信していきます!
このブログがあなたのサイクリングライフをより楽しくできますように!
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