唐突ですが、自転車に乗るときにどんな靴を履いていますか?
以前ビンディングペダルの選び方とメリットデメリットという記事で、「スポーツ自転車にはビンディングペダル」というのを当ブログでオススメしました。
当然そのために専用シューズを履くことになります。
しかしその専用シューズはビンディングペダルを導入していることが前提で、さらに自転車に乗っている時のことしか考えられていないので
- 普通の靴と比べてつま先が上がり歩きにくい。
- 砂利とか歩くとすぐクリートが削れる。
- 接地面が減るので、滑りやすい。
こういった難点があります。
私もロードバイクはがっつりビンディングペダルですが、
ちょい乗りクロスバイクでは片面フラットペダルに普通の靴で乗ってます。
ただビンディングペダルに立ちごけの危険があるように、フラットペダルでも足がペダルから滑る危険があります。
しかもこの場合、ある程度速度が出ている状態での落車となるため、怪我のリスクが大きくなります。
そのリスクを極力減らすグリップ力を持ちつつ、耐久性も十分備えたシューズがあったとしたら?
それが今回インプレするCHROMEのKURSK AWです。
初めましての方のために3行で自己紹介
- アラサーパパブロガー。趣味はロードバイクと投資。
- 足デカい(28cm)、甲高幅広で靴探しに苦労してます。
- ロードバイク歴は5年以上。で累計10,000km以上走ってます。
今回はバッグ、靴、帽子などアパレルを多く手掛けるCHROMEさんから、ロードバイクではタイヤやチューブ、パンク修理キットなどでお馴染み、Panaracerさんとコラボして作られたシューズ
KURSK AWを提供して頂いたので、全力でインプレしていきます!!
メーカー公式の商品紹介ページはコチラ。
価格はメーカー公式サイトで12,100円(税込)
ポイント還元などでお得に買いたい方は下記のリンクからどうぞ。
まずは超大雑把な結論として
- 履きやすい!! かかと部分の柔軟性がスゴイ!
- 幅広人間注意!初購入時は試着しましょう!
- フラットペダルとの相性良し!!グリップ力が良い仕事!
- 靴紐が長めです。自転車乗るときチェーンリングに気を付けよう!
それでは早速 ↑ を解説していきましょう!!
CHROME ✖ けろだま の邂逅
そもそも何故こんな零細ブログにこんな素晴らしい話が来たのか!?
というのもタイトルの通りCHROMEさんとPanaracerさんがコラボして新商品を開発しました!!
そのPRの一環でより多くの人のインプレッションを得たい!!
そのため
- 「自転車・バイク・キャンプ」をテーマとしたブログを運営している。
- 定期的に且つ近日中に更新されているブログ
こういった条件に合致するブログを検索サイトから見付けて声をかけたとのこと。
初めての案件ということで、いろいろ思うことがあったのですが、それ書くと本題から逸れまくる自信があるのでまた後日気が向いたら書きます。
更新しました 2021年9月16日
初案件から読み解く なぜ零細ブログにインプレ案件が来たのか!?
インプレッションを謹んで受ける旨を返事して数日後、我が家に商品が届きました。
ちなみにこの時点では、複数あるコラボ商品のうちどの商品が届くのかは全く分かっていません。
そのためか自分で買った靴を開封するより緊張しながら開封します。
勝手に期待した私が悪いのですが、靴が入っているだけです。そりゃあそうだ。
取り出したらこんな感じ。
シンプルなデザインの割に、やけに自分を主張するインソールに目を引かれます。
アウトソールでもしっかりその存在を主張しています。
さてこの時点で私の第一印象はシンプルなデザインのスタイリッシュな靴。
欲を言えば「赤 ✖ 黒」が大好きな私からすれば、ほぼ黒一辺倒というのは悪くない、悪くないんだけどすごく惜しい!!と言わざるを得ません。
CHROMEさんの
そんなもん知らんがな(笑)
こんな声が聞こえてきそうです。
カラーラインナップは
- NIGHT
- OLIVE LEAF
- WOODLAND CAMO
この3色展開です。シックな色調がメインですね。
とりあえず「赤 ✖ 黒」大好き狂人の私としては、頂いたNIGHTに、靴ひもを良さげな赤色に変えてみることで自分の心と折り合いをつけたいと思います。
とりあえず履いただけ
開封して早速履いてみました。
履いた瞬間思った第一印象
踵のところが柔らかい! 超履きやすい!!
これは今まで履いた靴と比べ、鈍感な私でも明らかに実感出来たものです。
一方で全体的な履き心地としては
両足とも前後のサイズ感は良いが幅が少し窮屈かな?
しかしこの窮屈さも靴ひもを全体的に緩めることで、気にならないレベルにまで改善、付属の靴ひもも長さが十分あり、かなりゆったり通したにも関わらず、十分足りました。
ちなみに商品ページを見てみると「ハーフサイズ小さめがおすすめ」とか書いてあったので、やっぱり靴は試着して購入するに限りますね。
私の場合、もしハーフサイズで頼んでいたら足が入らず悶絶していたでしょう。
メーカー側の「おすすめ」もあくまで目安。初めて購入するメーカーのシューズは店頭で試着の上で購入し、ネット通販などはリピ買いなどで活用するのが平和な靴選びの鉄則と言えるでしょう。
普段使い
まずは普段使いで試してみました!
使用は主に通勤、買い物でちょっと歩いたり運転したり、試しに小走りした程度です。
まずは見た目。シンプルなデザインなだけに普段着と合わせても違和感はありません。
履き心地は前述の通り。若干幅がタイトな感じがするものの許容範囲内。
そしていざ普段使いのため履いて過ごしてみると
許容範囲内だと思っていた幅のタイトさがどうにも気になる。
日本人は足が甲高幅広とよく言われますが、私の場合特に「幅広」という部分が顕著みたいです。
しかし幅は違和感レベルでとどまって、痛みが出るといったことがなかったため、2~3日履き続けていると気にならなくなりました。
単純に
- 違和感に慣れた?
- 素材(ナイロン)が伸びた?
こういった可能性が考えられますが、真相は分かりません。
しかしこの違和感がなくなったところで、ようやく今回のコラボ企画の目玉となるアウトソールへ目が行きます。
CHROMEさんいわく
Panaracerとのテクニカルコラボレーションにより、アウトソールラバーにおいて相反すると考えられてきた“グリップ力”と“耐摩耗性”を高次元で両立
グリップ力については文句なし!!
グリップ力が強過ぎて抵抗になるわけでもなく、かといって雨天時に敢えて滑りやすいタイルやグレーチングといった場所で試しましたが、滑ることなくちゃんとグリップしてくれます。
そしてもう1つのポイントである「耐摩耗性」についてですが
短期間のインプレでは分かりません!!(困惑)
ただ半月にも満たない期間のインプレで、いろいろ試したってことで結構雑な扱いをしたにも関わらず
アウトソールに摩耗も見られませんでした。そりゃあ多少の汚れはありますけどね。
そういった意味では「耐摩耗性」について一定の基準を満たしているのではないかと思います。
しかしインプレ期間が短く、現時点では「分かりません!!」以外は私にとって誠実なインプレではないため勘弁してください。
その辺に納得できるようになった1か月後にでももう1回インプレ記事書きます。
クロスバイク 片面SPDペダルで使ってみた!
さて普段使いについてザックリ書いたところで、やっと自転車での使用感についてです。
今回検証するのはクロスバイク。ペダルは片面SPDのPD-A530。
もう廃盤となっていますが、現行ではPD-EH500が一番形が近いですね。
それでは実際に使ってみます!
まずはこの汚い足を晒したことをお詫びさせてください!!
大変申し訳ございません!!!!
ZWIFTばかりで外を走ることがないと、すね毛のケアも雑になっちゃいますよね。
さて汚い足は置いておいて、本題は靴、履き心地、自転車に乗っての使い勝手です。
乗ってすぐ、良い仕事してるグリップ力を体感!
走り出してまず感じたことは全く違和感がなかったこと。
ビンディングペダル&シューズのように固定されていませんが、ペダルの上で靴が不自然に滑ることはありません。
個人的にスポーツ自転車をフラットペダルでを走るのは、
ペダルから足が滑って落車しそうで怖いんですよね。
そのため今回試したのはせいぜい30km/hくらいまでですが、この辺の速度域ならこの靴のアウトソールが十分なグリップ力を発揮しています。
普通に乗っていれば間違ってもペダルの上で大きく動いたり、足を滑らせて落車するなんてことは多分ないでしょう。
今回試したPD-A530はフラットペダル面の面積が表面に微妙に凹凸があって滑り止めがあるとはいえ、普通のフラットペダルより踏む面の面積が小さく、靴のグリップ力が十分に発揮されるか正直言って不安でした。
しかしそんな不安が乗ってすぐに杞憂であると体感できました。
このペダルじゃなくても、普通に滑り止めがあるペダルとKURSK AWなら
グリップ力を十分発揮して安全に自転車に乗れる!!
課題 ~気になる、紐靴で自転車に乗ると・・・~
正直言ってこのまま良いことだけ言って記事を終わりたかったですが、逆に書かないのが不義理と感じたので書きます。
自転車の中でも、ロードバイクやクロスバイクなど、フロントギアが2枚以上ある自転車というのが前提になります。
靴ひもがチェーンリングに引っかかって危ない!!
当たり前ですが、靴とチェーンリングは非常に近しい位置関係にあります。
この写真では靴紐とチェーンリングが接触しそうにありません。
しかし今回は私のアホみたいな幅広の靴に対応させるため、かなりゆったり靴紐を通したために靴紐の末端があまり余っておらず、確かに接触しそうにありません。
しかし普通の人が普通に靴紐を通したらこの画像よりも蝶結びの輪っかが大きくなるでしょう。その輪っかがむき出しになったチェーンリングと接触する可能性があります。
特にフロントギアがインナーに入っている時には特に注意が必要です。
靴紐とチェーンリングとが接触して何が問題かというと
- チェーンリングの刃で靴紐がぼろぼろになる。
- チェーンリングに靴紐が引っかかることで、足が地面に付けれず落車する危険性。
- チェーンリングに引っかかった靴紐が変な方向へ引っ張られて足をくじくなど怪我の危険性。
これらの問題があります。
もちろんこれはKURSK AWのみの問題ではなく、全ての紐靴でフロントギアが複数ある自転車に乗る場合に等しくある問題です。
また乗る人間が靴紐を結ぶ時に気を付ければいいことでもあります。
しかし他メーカーではこの問題への対策をされているシューズもあります。
サイクリストの安全のために、ビンディングシューズではないものの、自転車に乗ることも考えてシューズを作られているCHROMEさんへ私から問題提起をさせて頂きます。
2021年10月加筆修正
1か月半インプレでKURSK AWにも靴紐収納がありました。詳細は下記リンク先記事で書きました!
CHROME × Panaracerコラボの商品! KURSK AWの1か月半みっちり使用インプレ
まとめ ~フラットペダルに合わせるシューズとして十分選択肢になり得る!~
今回初案件ということで、慣れないながらも全力でインプレッションさせて頂きました。
おさらいとして
- デザインがシンプルでスタイリッシュ。普段着にとても合わせやすい!
- 踵のところが柔らかい! 超履きやすい!! それで履き心地に違和感はなし!
- 幅広人間注意!初購入時は試着しましょう!
- Panaracerさんとコラボ開発したアウトソールは文句なし!グリップ力◎
- 耐摩耗性についても及第点は軽く満たす!約半月乱雑に使っても摩耗なし!
- クロスバイクで検証!ペダルとの相性良し!フラットペダルでのグリップ力◎!
- 履きやすい!! かかと部分の柔軟性がスゴイ!
- 幅広人間注意!初購入時は試着しましょう!
- フラットペダルとの相性良し!!グリップ力が良い仕事!
- 靴紐が長めです。自転車乗るときチェーンリングに気を付けよう!
全然まとまってないですが、以上が現時点の私のインプレッションです。
しかし慣れない上に短期間でのインプレッションだったために大雑把なインプレになった部分もあります。
特にアウトソールの耐摩耗力についてですね。
先に宣言します。この部分については約1か月後にもう1回インプレ記事書きます。
2021年10月に追加記事書きました!
CHROME × Panaracerコラボの商品! KURSK AWの1か月半みっちり使用インプレ
この点はCHROMEさんからの依頼とかは全くありません。
零細ですが私のブロガーとしての意地です。
最後に今回貴重な機会をくれたCHROME INDUSTRIES JAPANさん
そしてこの記事を読んでくれたあなたに改めて感謝!!
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メーカー公式の商品ページはコチラ。
クローム・インダストリーズ公式サイト KURSK AW
ポイント還元などでお得に購入するなら下記リンクからどうぞ!
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