実家で野菜を作っているのに、
あるのが当然と思って使うばっかり、作り方なんて欠片も興味を持たなかった
そんな新米兼業農家が、今まで自分たちのために野菜を作ってくれた父親に代わり、
自分の妻、娘、息子へ食べさせる野菜を作ろう!という記録を残す
~農業備忘録~
ここから記録を残していこうと思います。
第一弾はタイトルの通り「玉ねぎ」
この記事はほぼ未来の自分のための備忘録です。
それでも私が体験したことをそのまま綴ります。
これを見て野菜・果物を作るのが楽しそうとか思ってくれたり、
野菜・果物ではなくても、「自分で何かを作る」ことを楽しそうと思ってくれる人が1人でもいたら、それはすごい幸せなことだと思います。
序章 いきなりの呼び出しは勘弁してください
話の始まりは5月某日、もうすぐ3歳になる娘を散歩に連れ出し、ちょうど家に帰ったところで

おお、暇そうだな。ちょっと手伝え。
こんな風に声を掛けられたところからです。
このように声を掛けられた場合、私に拒否権はありません。
話を聞くと畑を手伝えと。どうやら玉ねぎを収穫するようです。
家から数分で着く畑へ軽トラで向かいます。
その途中私は収穫ってどんなもんの時間がかかるのかが気がかりでした。
なんせ妻には
- いきなり玉ねぎを収穫することになった。
- どれだけの時間がかかるかは分からない。
以上のことしか話していないからです。
これが昼をまたぐようなことがあれば

昼ごはんどうするのー!!!???
とキレられることが必至。
さらに時間がかかるようなことがあれば・・・

いつまで私だけで子供を見ていればいいの!!??
とさらにキレられることも容易に予想できる。
お願いだから、そんな時間をかからないことを祈りながら畑へ。
この規模でもやはり自然、思い通りにはならないね
畑へ到着すると、玉ねぎ植えてあったのは畑の一角、およそ1.5m✖4.0mくらいのスペース。

この時点であまり時間がかからなさそうと予想でき、とりあえずホッとする。
確認のためですが、玉ねぎは収穫前は土に埋まっています。
そのため私と父の間で
- 地中から玉ねぎを引っこ抜く役
- (土を畑に落とすため)根っこの底のひげを切り落とす役
以上のように役割分担をして収穫を進めます。
収穫は単純に茎を引っ張って地中から玉ねぎを引っこ抜くだけですが、途中で茎が折れて玉ねぎだけが地中に取り残される現象に少しイラっとしながらも作業を進め、約20分くらいで作業は終了。
収穫量は約100玉。測ってはないですが、市場に出回る玉ねぎの平均は約200gとのことで、それに比べたら小さめのものが多い印象だったので、平均180gと仮定して
約180g ✖ 100 = 約18kg
総務省かどっかの調査で、日本の1世帯での玉ねぎの平均使用量は16,449g、約16.5kgというわけで、大雑把ですが、今年我が家で消費する分の玉ねぎは収穫できたと言えるでしょう。
さて収穫終わった、それじゃあ撤収! 解散!
・・・そう思ったら違うそうです。収穫の時も収穫後も思い通りにならないやつです。
まあ家で食べる分だから、適当だよね
これ以上時間かかるようであれば、妻の怒りが頂点に達すること必至。
※普段は優しい嫁です。
超特急で作業を終わらせるぜと息巻いたものの、やったのは軒下に広げて乾燥させるだけというもの。収穫した籠からぶちまけただけで本日の作業は終了。お疲れさまでした。

後ほど調べたところ、天日で乾燥させるのが通常みたいですが、収穫日が今にも雨が降りそうな天候だったため、軒下でせめて雨が当たらないように乾燥させた模様。
作業が終了したため、恐る恐る帰宅し妻へ声をかけると、長男の機嫌がよかったせいか怒られませんでした。本当に助かった。
後日、保存のため田舎でよくある感じに
結んで吊るして玉ねぎの収穫関係はすべて終了。


長期間保つとはいえ、やはりなるべく早めに食べきるのがいいですね。
最近見つけたオススメの玉ねぎレシピ!
さて最後に、最近見つけたオススメの玉ねぎを大量に消費できるレシピを紹介します。
ポイントは使うのはありきたりな材料、簡単に作れる、美味い
- ありきたりな材料で作れる
- 簡単に作れる
- 美味しい
この3点。
私自身料理ができないとは言わないけど・・・って程度の人間ですが、それでも美味しくできます。
それがこちら
ヒルナンデスなどのテレビで反響の大きい、「バズレシピ!」のリュウジさん。
呑んでないTVのあの人は偽物です。
レシピの詳細は動画を見ていただくとして、大雑把に言うと
- 材料を切る
- レンチンする
- 混ぜながら冷ます(マヨネーズとか調味料を分離させないため)
- マヨネーズ等の調味料であえる
以上!!! こんな簡単なのに超うまい。玉ねぎが超甘い!
ちなみに我が家は長男が卵アレルギーのため、マヨドレを使用して作りましたが、それでも十分美味しくできました。
まとめ・反省
今回の作業の大きな反省点は、農業に関わらずですが、仕事の全体像が分かっていなかったため
- 作業全体の時間管理が出来ない、分からない
- 業務へ費やすリソース(人・物)が十分だったのか分からない
以上の点から終始戸惑いながらやったなあという思いと
如何に今まで何も考えず、知らず収穫された野菜を使ってたなあと思いました。
これを機にいろいろ調べて、自分が種まくところから野菜を作ってみたいなあと思った収穫でした。

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